第22回シングル厨に出ようと思ったパーティでした。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
モンメン | 気合の襷 | 我武者羅 | アンコール | 宿り木の種 | 身代り | 悪戯心 |
バシャーモ | 命の珠 | 跳び膝蹴り | ストーンエッジ | シャドークロー | 守る | 加速 |
ドレディア | ラムの実 | ギガドレイン | 目覚めるパワー炎 | 眠り粉 | 蝶の舞 | 葉緑素 |
パルシェン | 王者の印 | 氷柱針 | ロックブラスト | ハイドロポンプ | 殻を破る | スキルリンク |
カイリュー | ノーマルジュエル | 逆鱗 | 神速 | 炎のパンチ | 龍の舞 | マルチスケイル |
メタグロス | オッカの実 | アームハンマー | バレットパンチ | ステルスロック | 大爆発 | クリアボディ |
<基本コンセプト>
微妙に型を変えつつも、1体倒されたら1体で起点に・・・という戦い方が基本。
第20回シングル厨のつどいオフで準優勝した構築がベースになっています。
参考:http://d.hatena.ne.jp/meikaizerogin6y/20120207
●モンメン@気合の襷@悪戯心
臆病 11-5-6-6-6-6 ※Lv1かつHPが11であればなんでも良い
我武者羅・アンコール・宿り木の種・身代り
タイマン性能があり、起点作成補助も出来るLv1モンメンです。
我武者羅で相手を減らした方が全抜きがしやすいのと、雨パのように定数が無いパーティに対しての仕事のしやすさを考慮してこうしています。
ハッサム+ブルンゲルのようなパーティには選出できません。
以前は初見殺しのように我武者羅+アンコールが気持ちいいほど決まっていましたが、流石に広く知れ渡っているようであり、対策が施されているパーティも少なくありません。
しかし相手のパーティを見てどのポケモンでモンメンのようなシステマチックなポケモンを対処するのかを考えるのは難しくないのでそこを積み技を使う切り口にして選出をするような強引な駆け引きもしばしば行いました。
●バシャーモ@命の珠@加速
陽気 155-172(252)-91(4)-*-90-145(252)
飛び膝蹴り・ストーンエッジ・シャドークロー・守る
・陽気AS、余り4をBに
エースアタッカーのバシャーモですが、攻撃技としてストーンエッジを持たせています。
主な理由は対カイリューで、パルシェンでしかカイリューを突破出来なかったのが辛く、バシャーモがいるとカイリューを選出されることがしばしばあったのでパルシェンの負担を少しでも減らすために後続のステルスロック+ストーンエッジによってカイリューを倒しやすくしています。跳び膝蹴り、シャドークロー、守るは相変わらず強力な技であるため外すことは出来ませんでした。
フレアドライブを切ったことにより対ハッサムがやや辛くなっていますが攻撃範囲が跳び膝蹴りと被っていることが多いためそこまで不便に感じてはいません。
起点構築というと壁や置き土産でサポートする形で全抜きすることが多いですが、積みサイクルは単体でサポート無しでも戦える分単体での戦いやすさが出ているため、攻撃技の種類を増やして殴れる範囲を増やした方が強いと思っています。
パーティに壁要員を増やしていられる余裕が無かった言い訳でもありますが。
●ドレディア@ラムの実@葉緑素
臆病 151(44)-*-102(52)-150(160)-96(4)-155(248)
ギガドレイン・目覚めるパワー炎・眠り粉・蝶の舞
・最速ドリュウズ抜き
・目覚めるパワー炎で耐久無振りドリュウズを2発
・2回蝶の舞を使うとH212-D118カバルドンがギガドレインで1発
・HP50n+1(ラッキーの地球投げ意識)
・余りBでA182ガブリアスの逆鱗耐え
以前考察した、単体性能が最も光るのではないかと思ってるドレディアです。
参考:http://d.hatena.ne.jp/meikaizerogin6y/20120307
このポケモンにラムの実を持たせたかったため、カイリューからラムの実を外しました。
主に雨パ、砂パ、受けループに対して選出する他ブルンゲルやヤドランやスイクンなどの水タイプのポケモンに対して出して圧力をかけます。
全抜き要員として使えるだけでなく眠り粉を使って後続の積みの起点にする(少しでも安全に後出ししやすくする)といった使い方も出来ます。
ドレディアが有利不利が非常にはっきりしているポケモンなので使い方は結構シンプルですが、どうしてもハッサムに対して不利になりがちなのが気になるところです。
最近は拘り鉢巻持ちのハッサムが増えたためパーティ全体の物理耐久が無いと積み技で素早さを上げても勝ちづらいのが辛いですね。
●パルシェン@王者の印@スキルリンク
無邪気 125-147(252)-200-106(4)-65-134(252)
氷柱針・ロックブラスト・ハイドロポンプ・殻を破る
・無邪気AS、余り4をCに
バシャーモと並んで2トップのエースのようなものなので選出回数は多め。
そして相手が受け身に回った場合の最大の不確定要素を持つ突破要員であるため相手がパルシェンメタをわかりやすく仕込んでいても積極的に選出してガンガン殴っていきたいです。
ヒードランが重いのでハイドロポンプを搭載しました。パーティからウルガモスが抜け特殊アタッカーが不在となったので高威力の特殊技は貴重です。
ロックブラストで怯ませればいいと言われたらそれまでですが。
ガブリアスやカイリューに対してより安定させたいなら物理耐久を上げるべきではありますが、王者の印を持たせている以上火力は最大限に上げたいと欲張ってしまいます。
持ち物に関しては割と自由なの潰したい相手の照準を絞って変えた方が活きる機会も多いのかなと思います。
●カイリュー@ノーマルジュエル@マルチスケイル
意地っ張り 167(4)-204(252)-115-*-120-132(252)
逆鱗・神速・炎のパンチ・龍の舞
・意地っ張りAS、余り4をHに
よく見かけるようになったノーマルジュエルカイリューです。採用の理由は対バシャーモが一番大きいです。
オノノクスの方が火力はありますが、神速という技が強く抑止力としてだけでなくメインウェポンとして活用出来るため汎用性のある使い方が出来ます。
採用理由が主に穴埋めですが、格闘を起点として舞って相手のポケモンを全て倒す使い方が殆どです。対ヒードランを考えると地震が欲しくなりますが、バシャーモからフレアドライブを切りメタグロスを採用したことで相手のハッサムが重たくなるため隙を見せるとパルシェンで勝てなくなると詰みかねません。そのため炎のパンチを持たせてカイリューで処理することになります。
持ち物はノーマルジュエルを持たせてパーティが苦手なボルトロスメタとして機能させることにしました。一番無難なアイテムはラムの実ですが、今回はドレディアにどうしても持たせたかったため選択肢からラムの実を除外し、ボルトロスの電磁波を考慮するとどうしてもノーマルジュエルにならざるを得ませんでした。
ラムの実を外し、更にパルシェンやバシャーモがいるため(後モンメンも)パーティ全体でキノガッサには強く、対キノガッサとしてカイリューを使う必要は無いと考えたので性格も意地っ張りにしました。
ニョロトノを神速か逆鱗で倒すしか無いためニョロトノ+キングドラと並べられて一気に倒すことは出来ません。そのため雨パに対してはモンメンを後続から投げることもあります。
●メタグロス@オッカの実
意地っ張り 187(252)-172(12)-151(4)-*-113(20)-118(220)
アームハンマー・バレットパンチ・大爆発・ステルスロック
・耐久無振りの殻を破るを使ったパルシェンをアームハンマー+バレットパンチで確定
・拘り眼鏡持ち臆病(C182)ラティオスの流星群1.5発+ステルスロックのダメージ耐え
・拘り鉢巻持ち意地っ張り(A204)カイリューの地震耐え
・意地っ張り最速ハッサム抜き
このポケモンを採用した理由はステルスロックが使えるという点が大きいのですが、パーティ全体がパルシェンに弱いためパルシェンに弱過ぎないステルスロック要員が必要でした。
また、ステルスロックという技がなくても全抜きしやすい構築ではあるのですが、相手のパーティにカイリューがいた場合パルシェンでしか対処出来無いのが気になっていました。
そこでステルスロックをパーティに組み込み、バシャーモにストーンエッジを覚えさせることによってある程度カイリューを厚く見ることが出来るのでより柔軟な選出が出来るのではないかと考えました。
技はまずステルスロックを確定させ、パルシェンを見るためにはアームハンマー+バレットパンチが必要になります。
そして残り1枠には大爆発を採用しました。ノーマルジュエルが無いので相手を倒しきることは難しいですが、相手を手負いにさせて後続の積みポケで動きやすくするといった動きが可能になります。起点構築の基本ですね。
持ち物はドリュウズに怯まず選出出来るようになるシュカの実、珠ボルトロスの10万ボルトを2発耐えることが出来るようになるオボンの実、バシャーモのフレアドライブを耐えるようになるオッカの実と様々な選択肢がありましたがカイリューから地震を切っておりヒードランが重たいパーティとなっているため炎技を1発耐えてからアームハンマーで削ってワンチャンにかけたいと思いオッカの実にしました。
バシャーモのフレアドライブも耐えるようになるといった副産物の他、一番メタグロスが1撃で倒れにくくなるアイテムだと思いますので汎用性を失わずより確実にステルスロックを使うことが出来るのではないでしょうか。
配分はコバルトのブログ(http://d.hatena.ne.jp/abaltsan/20120207/1328540660)を参考にして決めました。
耐久ラインはほぼ同じですが、モンメンと同じく相手にトドメを刺すよりは手負いにして起点にするポケモンを選んで出したいので火力はそこまで重視せず、必要最低限まで落としています。
以上です。特に意識したのはカイリューとボルトロスですがランクルスやヤドランは更に重たくなっているためまだまだ検討の余地はあります。
これはこれで一つの形として。
正直なところ次外すのはモンメンだと思います。その場合はタスキボルトやタスキウルガが入ることになると思いますが対天候メタをモンメンが担っているため難しいですね。
まだまだ積み技で全タテ出来る環境だと思ったのでもし気づくことがあれば是非アレンジして使ってあげて下さい。まだまだ穴があるのは承知しています。
最後まで読んでくださってありがとうございました。