第9世代インフラ用ポケモン

手持ち用ポケモンについて考察(実際に使っているもの)した記事です。

今作から「インフラ用ポケモン」と呼称しています。

内容は随時更新しています。

なお、テラレイドバトル用のポケモンについても広義的にはインフラ用ポケモンですが、記事は別としています。

更新日:2024/1/2

 

■ホワイトキュレム@こだわりメガネ@ターボブレイズ@こおりテラスタル
れいとうビーム
ひかえめ 415(96)-*-220(16)-477(232)-236-267(164)

 

・【ようりょくそ】ジニアのウツボット(S266)抜き
・HP16n-1
・C最大未満でジニアのウインディを1発で倒せる最大乱数値となるC最低値
・あまりB

 

※現在様々な検証を行っている途中なので最適解ではないかもしれません。

 

藍の円盤のシナリオをクリアした後は学園最強大会周回が後述のニンフィアでは不可能なほどCPUが強化されるため、ホワイトキュレムならほぼ負けずに勝つことができます。ただし持ち物は「こだわりメガネ」でなくてはならず、「おまもりこばん」だとしばしば敗北します。

かなり低確率ではあるものの負け筋がボタンのシャワーズとブースターの攻撃を被弾することなので定数ダメージ調整は重要です。

以下要考察項目

・あまり16をBに回すことがボタン戦の負け筋を減らすことに繋がるか
・タイムのセキタンザン、セイジのアローラサンドパンなど、れいとうビーム1発で倒せるポケモンを急所率などを考慮した際にC477が「最適」かどうか(ボタン、ジニア以外で負けることはないのであくまで効率的な問題)
・ジニアのウツボットに先制されることが負け筋となりうるか(ウツボットの晴れ状態ウェザーボール急所、クイックドロウが発動したガラルヤドランのパワージェム急所、ウインディの晴れフレアドライブ急所+火傷ダメージ2回を耐えるか)

追加DLCで学園最強大会のネモ、ペパー、ボタンが強化される可能性を考えるとここを今考えても結論が変わるかもしれないので現状の考察はここで止めています。

 

ニンフィア@おまもりこばん@フェアリースキン@フェアリーテラスタル
ハイパーボイスムーンフォースサイコショック・ミストバースト
ひかえめ 331-*-185(76)-350(252)-296-201(180)

 

・藍の円盤攻略前のネモのマスカーニャ(S200)抜き
・C最大
・あまりB

 

藍の円盤クリア前でのみ使用可能な学園最強大会周回用のニンフィア。Aボタンを連打するだけで全てのポケモンに高い勝率で勝つことができます。

最初にホゲータ以外を選択している場合はボタンのサンダース(S198)抜きの199まで落としてBを2増やせばよいです。

「ミストバースト」により中断も気軽に行なえます。

操作可能時にマルノームモロバレルなどに使う技として「サイコショック」を採用。

ムーンフォース」は特性「ぼうおん」のポケモンとの偶発対峙用に採用しています。

 

■ハバタクカミ@こだわりメガネ@こだいかっせい@フェアリーテラスタル
ムーンフォースシャドーボールマジカルシャイン・おきみやげ
ひかえめ 303-(208)-*-156(40)-405(252)-306-308(8)

 

・C最大
・S8振り
・あまりH16n-1
・あまりB

 

金策が終了し、「おまもりこばん」は不要となったが学校最強大会の報酬を得たい場合の周回要員として最適解とされるハバタクカミ。「こだわりメガネ」があれば1撃で倒せないのはタイムのセキタンザンとミモザドヒドイデのみ。この2匹は1ターンでハバタクカミを倒せない他不確定要素もないため100%負けることはありません。

「こだいかっせい」が発動することもないためエフェクトも短いです。

シャドーボール」はセキタンザン、ドヒドイデを操作可能時に倒せる技として採用。

マジカルシャイン」は偶発的なダブルバトル発生用の良効率技として採用しています。

「おきみやげ」により任意のタイミングで中断できます。この手段はニンフィアよりも素早いものです。

参考文献:https://azukiss.hatenablog.com/entry/2022/11/29/123349

なお、藍の円盤攻略後は出番がありません。藍の円盤を攻略しないかつオート周回で学校最強大会の報酬の優先度が高い場合に需要がある程度です。

 

■オーガポン(かまどのめん)@かまどのめん@かたやぶり@ほのおテラスタル
ツタこんぼう・タネばくだん・じごくづき・じだんだ
いじっぱり 301-372(252)-205(4)-*-228-319(252)

 

・A最大
・S252振り
・あまりB

 

マップ踏破用のポケモンは「かたやぶり」が良いとされています。

その中でも命中率100%で高威力の「ツタこんぼう」が優秀なオーガポン(かまどのめん)はあらゆる場面で活躍できる優秀なポケモンだといえるでしょう。

 

■ファイヤー@ひかりのこな@ほのおのからだ@ほのおテラスタル
ほえる・かえんほうしゃ・しっとのほのお・ねっさのだいち
ひかえめ 321-*-217(4)-383(252)-206-279(252)

 

・C最大
・S252振り
・あまりB

 

孵化要員。孵化効率を上げる特性「ほのおのからだ」または「マグマのよろい」を持つポケモンの中でタマゴ未発見のポケモンはファイヤー、ブビィ、ヒードランのみ。これらのポケモンは親とともにピクニックを行っても親のタマゴに影響を与えないため使い勝手が良いですが、その中でもファイヤーは「ほえる」を覚えるため野生のポケモンとの偶発的な遭遇をAボタン連打で回避できるという点で優秀です。

「ほえる」は必ず後攻となるため、「ひかりのこな」で少しでも攻撃技の被弾の確率を減らし時短に期待します。

 

ドーブル@たべのこし@マイペース@ゴーストテラスタル
キノコのほうし・みねうち・みずびたし・なかまづくり
いじっぱり 251-152(252)-107(4)-*-126-249(252)

 

・A最大
・S252振り
・あまりB

 

汎用捕獲要員としてのドーブルです。常に手持ちに入れておき、偶発的な捕獲が必要になった際に活躍できます。「みずびたし」により草タイプに「キノコのほうし」が当たるようになり、「なかまづくり」で「キノコのほうし」による眠り状態を特性で阻止してくるポケモンへの対策が可能です。これらを全て両立できるのはドーブルの専売特許です。

ノーマルテラスタルだと「みねうち」の威力底上げ、ゴーストテラスタルだと「すてみタックル」「とっしん」「いのちがけ」の防止、フェアリーテラスタルだと「げきりん」の無効など、テラスタルによって役割を様々に持たせられますが、この型は偶発対峙を想定しているので、活躍機会はゴーストテラスタルが一番多いと感じます。

固定シンボルなどを複数匹がかりで厳選する際はこれらの技を分担できるので出番がありません。そう考えると今作での登場頻度は少なめかもしれません。

 

ドーブル@フィラのみorウイのみorマゴのみorバンジのみorイアのみ@マイペース@ゴーストテラスタル
なげつける・ちょうはつ・おきみやげ・みずびたしorなかまづくり
おくびょう 313(248)-40-108(8)-*-126-273(252)

 

ドーブル@フィラのみorウイのみorマゴのみorバンジのみorイアのみ@マイペース@ゴーストテラスタル
なげつける・ちょうはつ・すなかけ・あまいかおり
おくびょう 313(248)-40-108(8)-*-126-273(252)

 

・最速
・A最低値
・あまりHが奇数最大、あまりB

 

エルレイド@たべのこしorフィラのみorウイのみorマゴのみorバンジのみorイアのみ@せいぎのこころ@ゴーストテラスタル
さいみんじゅつ・みがわり・みねうち・なげつける
いじっぱり 277-383(252)-167(4)-*-266-259(252)

 

・A最大
・S252振り
・あまりB

 

例:無補正ポケモン厳選

ドーブル1匹目で「なげつける」→「おきみやげ」
ドーブル2匹目で「なげつける」→「おきみやげ」
ドーブル3匹目で「なげつける」→「おきみやげ」
ドーブル4匹目で「なげつける」→「おきみやげ」
ドーブル5匹目で「なげつける」→「あまいかおり」→「すなかけ」→エルレイドに交代
(後述)エルレイドで「さいみんじゅつ」→「みがわり」→「みねうち」でHPを1に

1~5匹で「なげつける」した後、「おきみやげ」をする前に「みずびたし」「なかまづくり」で下地を整えることができます。

「ちょうはつ」はウガツホムラの「かえんのまもり」に「なげつける」が阻止されるのを防ぐために全てのドーブルに採用しています。

A0ポケモンを厳選するためには後述のフワライドを採用するパターン、マシマシラを厳選するためには後述のキノガッサを採用するパターンで対応します。

 

■フワライド@ねらいのまと@かるわざ@ノーマルテラスタル
ちからをすいとる・トリック・おきみやげ・みがわり
おくびょう 441-*-125(4)-*-207(252)-284(252)

 

・H4n+1
・最速
・あまりD最大、Bに振り分け

 

ステータスはH4n+1であれば特に何でも良いのですが、A0ハバタクカミ厳選のためにDを伸ばしています。ノーマルテラスタルすれば「ちからをすいとる」の後「マジカルシャイン」急所以外は耐えることができます(急所はD補正があっても耐えられません)。最速なのは汎用性を重視しているためです。

ドーブルが「みずびたし」を使えるのでフワライドの役割は少ないですが、A0厳選を行いたい「みねうち」が効かないゴーストタイプの捕獲手順が1匹目フワライド、2~6匹目で「なげつける」で使う場合に差別化が可能です。

例:A0無補正レイスポス厳選

フワライドで「ちからをすいとる」→「トリック」→「おきみやげ」
ドーブル1匹目で「なげつける」→「なかまづくり」→「おきみやげ」(「あばれる」による混乱防止)
ドーブル2匹目で「なげつける」→「おきみやげ」
ドーブル3匹目で「なげつける」→「おきみやげ」
ドーブル4匹目で「なげつける」→「あまいかおり」→エルレイドに交代(エルレイドが不慮の瀕死状態になった際の全滅防止)
エルレイドで「ゴーストテラスタル(「すてみタックル」による反動により相手の自滅防止)」「なげつける」→「さいみんじゅつ」→「みがわり」→「みねうち」でHP1まで減らす

という手順を踏む場合にフワライドはゴーストタイプによる大きなアドバンテージがあります。

 

キノガッサ@フィラのみorウイのみorマゴのみorバンジのみorイアのみ@ポイズンヒール@あくテラスタル
なげつける・キノコのほうし・みねうち・みがわり
いじっぱり 261-394(252)-197(4)-*-156-239(252)

 

・A最大
・S252振り、あまりBに振り分け

 

「キノコのほうし」と「みねうち」が両立できる捕獲要員としてのキノガッサ

あくテラスタルをしてマシマシラの「みらいよち」を受けない捕獲専用要員としてドーブルより耐久力があるという点で差別化が可能です。

例:A0無補正マシマシラ厳選

(後述)フワライドで「ちからをすいとる」→「おきみやげ」
ドーブル1匹目で「なげつける」→「なかまづくり」→「おきみやげ」(「どくのくさり」による事故防止)
ドーブル2匹目で「なげつける」→「みずびたし」→「おきみやげ」(マシマシラの火力を下げる)
ドーブル3匹目で「なげつける」→「おきみやげ」
ドーブル4匹目で「なげつける」→キノガッサに交代(キノガッサが不慮の瀕死状態になった際の全滅防止)
キノガッサで「あくテラスタル」「なげつける」→「キノコのほうし」→「みがわり」→「みねうち」でHPを1に

マシマシラから攻撃を被弾する可能性は存在するので最後1匹を残す立ち回りが重要です。

ちなみに特性は「テクニシャン」にしてしまうと、マシマシラが【あくテラスタル】「なげつける」急所で倒し切ってしまうことがあるため、「みねうち」の威力を最大にするためAを伸ばしたうえで「ポイズンヒール」としています。毒状態になることはほとんどありません(大体攻撃を受けるときは倒れることが多いです)。「キトサン」を3回使用するなら僅かなダメージを受ける機会に「どくのくさり」が発動する程度です。

マシマシラは「わるだくみ」「みらいよち」「どくのくさり」など長期厳選をする際に多くの事故要素を持っているので念入りな事前準備が必要となります。

 

 

以下捕獲要員まとめ

基本:汎用ドーブル×4+すなかけドーブル+エルレイド
A0:フワライド+汎用ドーブル×3+すなかけドーブル+エルレイド
A0マシマシラ:フワライド+汎用ドーブル×3+すなかけドーブル+キノガッサ

 

■ブロロン@ぼうじん@はがねテラスタル
アイアンヘッド・どくづき・のしかかり・どろぼう
ようき 231-239(252)-163(4)-*-126-212(252)

 

・最速
・あまりA最大、Bに振り分け

 

レッツゴー用の最適解とされるLv100のブロロンは育成しておきたいです。

レッツゴーの仕様はこちらを参照。

https://wiki.xn--rckteqa2e.com/wiki/%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%84%E3%82%B4%E3%83%BC

こちらを参照するに、素早さが必要であるということ、AとCは両方とも高い方が良いということが伺えますが、ブロロンの場合Cはかなり低いのでA特化したAS配分が良いと感じました。また、Sに補正をかけなければ野生のハバタクカミにすら抜かれかねないのでS補正をかけて野生のポケモンへの先制率を上げています。

攻撃技は命中率100%のものから使い勝手が良さそうなものを採用。「どろぼう」要員を兼ねられる構成となっています。

 

レックウザこだわりスカーフ@エアロック@ひこうテラスタル
ガリョウテンセイ・ドラゴンクロー・ハイパーボイス・ほえる
やんちゃ 351-438(252)-216-397(244)-194-229(12)

 

・最速Lv67カマスジョー(S228)抜き
・A最大
・あまりC

 

ブロロンは種族値が低く、レッツゴーだけでは敗北してしまう場面がしばしばあります。特に地面タイプを相手にするときはあらゆるステータスが足りません。

そこで、ブロロンと同様空中・水上両方レッツゴーによるおまかせバトルが可能なポケモンの中で、速度が早く地面タイプに強いポケモンとしてレックウザを選択(速度を優先)。ブロロンより速度こそ少し低いですが、空中のポケモンへの追尾性能はブロロンより勝る場面があります。

数値は申し分なく、「ありじごく」に捕まることもなければSの数値次第であらゆるポケモンに先制できます。この配分は「こだわりスカーフ」と合わせてAとCを最大化したうえで「ブーストエナジー」が発動した最速ハバタクカミにも先制で「にげる」が選択できます(レッツゴーのおまかせバトル時のステータスには持ち物による補正が反映されない前提です)。

また、(レッツゴーのおまかせバトルで倒せる)野生のポケモンで最も素早いポケモンはキタカミの里の鬼角峡谷に出現する固定シンボルのカマスジョーLv67の想定です(テラリウムドームにいるポケモンより素早いです)。仮にこれより素早いポケモンが存在すればCを削りSに回すこととなります。

技は命中率100%のものからタイプ一致・偶発的なダブルバトル用の全体技などを選択。野生の「かげふみ」持ちにエンカウントした際を想定し「ほえる」を採用しています(「ピッピにんぎょう」を持っていない場面を想定)。

野生のポケモンとエンカウントするたび「エアロック」が発動するため、野生のポケモンとしばしばエンカウントする必要があるブルレクミッションでは非効率的かもしれません。その場合はラティアスラティオス、サーフゴーなど「ありじごく」から逃げられて、水陸両用で高いスピードを持つポケモンの方が適していると感じます。

 

■オリーヴァ@くろいヘドロ @しゅうかく@くさテラスタル
ちからをすいとる・ギガドレインはなびらのまい・みがわり
れいせい 314(86)-*-216-383(252)-301(188)-78
※S個体値4

 

・C最大
・最遅Lv70無補正ガチグマ(アカツキ)(S77)+1
・「みがわり」+「くろいヘドロ」のダメージ+「ちからをすいとる」によるLv70無補正ガチグマ(アカツキ)のA最低値(103)回復で残りHP300になるよう調整
・あまりD

 

以下の記事を参照。

https://saburoh326.hatenablog.com/entry/2023/10/04/221551#A0S0%E3%83%94%E3%83%B3%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E7%8B%99%E3%81%84

初手で「みがわり」で先制されたらリセット、こちらが先制し、「みがわり」の後に相手の攻撃を受け、「くろいヘドロ」でダメージを受け、「ちからをすいとる」で回復した後のHPが300ぴったりとなっていればAS0として捕獲する厳選を行う用のオリーヴァです。

ちなみにC383かつ「こだわりメガネ」であっても「はなびらのまい」は耐えられる場合があるため、特性のモーションなしで相手を倒す厳選はあまり効率的ではないと判断しています(カイオーガによる撃破との差別化)。Sは個体値1と同速の可能性があります。ASどちらかのみ厳選するならこの方法よりいい方法が存在します(記事参照)。

 

更新予定

・周回用カラミンゴ
・周回用バドレックス+コジョンド