グローバルショーダウン・壁デオアルセギラ

グローバルショーダウンという大会が行われるそうですね。
時間の都合上出場こそ出来ませんが、パーティを考えてみました。




      


デオキシス(スピード)

光の粘土 プレッシャー
サイコブースト 挑発 リフレクター 光の壁
臆病 157(252)-*-110-115-111(4)-255(252)
アルセウス

命の珠 マルチタイプ
神速 瓦割り シャドークロー 剣の舞
陽気 195-172(252)-140-*-141(4)-189(252)
ギラティナ

カゴの実 プレッシャー
竜の波動 鬼火 瞑想 眠る
図太い 257(252)-*-189(252)-120-140-111(4)
グラードン

オボンの実 日照り
地震 ストーンエッジ 剣の舞 ロックカット
陽気 175-202(252)-161-*-110-156(252)
ジラーチ

ゴツゴツメット 天の恵み
アイアンヘッド 凍える風 電磁波 ステルスロック
陽気 207(252)-120-120-108-121(4)-167(252)
ミュウツー

ラムの実 緊張感
サイコブレイク 大文字 瞑想 挑発
臆病 181-*-110-206(252)-111(4)-200(252)




<個別解説>



デオキシス(スピード)

光の粘土 プレッシャー
サイコブースト 挑発 リフレクター 光の壁
臆病 157(252)-*-110-115-111(4)-255(252)


・HS全振り
・D>Bとなるように余り4をD


パーティ全体が拘りスカーフを持ったガブリアスよりも素早いスピードデオキシスで壁を貼って他のポケモンで積み技を使うというコンセプトになっています。
このポケモンの最大の長所は挑発にあり、アグノムのように相手の起点を防ぎつつこちらの起点作りに一役買ってくれます。
自主退場技が欲しいところですが習得出来ません。しかし、数値が高いポケモンが多いため壁を貼ってサイコブーストで相手を削った後することがなくなったら他のポケモンを後出しすることも視野に入れます。
基本的に初手で出すポケモンであり、基本選出はデオキシスアルセウスギラティナとし、物理攻撃と特殊攻撃両方で攻めていきます。デオキシスを出せないような化身ボルトロスレパルダスがいる場合は他の選出に切り替えていきます。





アルセウス

命の珠 マルチタイプ
神速 瓦割り シャドークロー 剣の舞
陽気 195-172(252)-140-*-141(4)-189(252)


・AS全振り
・D>Bとなるように余り4をD


何をさせても最強クラスのポケモンですが、壁を貼って火力を伸ばすことで最強の数値を持つポケモンへと変貌します。
このポケモンをASで使いたいため、壁構築にしたと言っても過言ではありません。基本的に剣の舞を使い、相手を神速で倒していきます。攻撃範囲を広げるために瓦割りを採用していますが、この技のおかげで同型の相手にも一方的に不利にならずに戦えるのが魅力です。
シャドークローはルギアやギラティナ対策であり、ルギアより素早く動くために陽気としています。悪戯心持ちのポケモンデオキシスが動きづらいようなら序盤から出して神速で相手を削りながら戦うのも十分に強い動きです。






ギラティナ

カゴの実 プレッシャー
竜の波動 鬼火 瞑想 眠る
図太い 257(252)-*-189(252)-120-140-111(4)


・HB全振り
・余り4をS


瞑想で長期戦を狙うギラティナです。このポケモンの強さはメインウェポンのPPが少なくなりやすいこのルールでプレッシャーだということが長所として挙げられます。アルセウスの神速も効かず、鬼火で火傷させて削りにいくことが出来ます。メタモンが相手だった場合などでも重宝し、PPを枯らすことで対応します。
物理防御を最大にし瞑想をすることでバランス良く能力を上げることが出来、対カイオーガナットレイで力を発揮します。
回復手段を眠る+カゴの実とすることで催眠耐性を僅かに付与している枠でもあります。





グラードン

オボンの実 日照り
地震 ストーンエッジ 剣の舞 ロックカット
陽気 175-202(252)-161-*-110-156(252)


・AS全振り
・余り4をB



「地面の通りが良い」ことに注目し、壁が貼ってある状態で剣の舞とロックカットを併用し全抜きを図るポケモンです。壁下で陽気最速とすることでバンギラスドリュウズに強いポケモンとなる他、火力の激しいブラックキュレムなどに壁があれば撃ち合うことも出来ます。
基本はロックカットから入り、剣の舞は余裕があれば積む程度で十分に力を発揮します。
ステルスロックがあった方が全抜き性能が高まるため、ジラーチと合わせて選出することが多いかも知れません。
一番行動回数が増えることが勝ちに直結しやすいポケモンなので、オボンの実を持たせました。アルセウスや相手のグラードンに対してやや強めになれます。





ジラーチ

ゴツゴツメット 天の恵み
アイアンヘッド 凍える風 電磁波 ステルスロック
陽気 207(252)-120-120-108-121(4)-167(252)


・HS全振り
・D>Bとなるように余り4をD



ドラゴンの一貫を消した上で後続の起点を作るためのポケモンに、ステルスロックを採用出来るポケモンを探したところジラーチに辿り着きました。電磁波とアイアンヘッドで単体でも広く戦うことが出来ます。場合によってはデオキシスと両方選出し、グラードンアルセウスで全抜きしてもらう場合も考えられます。
ナットレイに非常に強い枠であり、氷の一貫も止められるなど便利なポケモンです。挑発されて置物にならないよう、最速にし凍える風を覚えさせることで、倒されても後続で先制で積み技が使えるという状況作りをすることを狙っています。
持ち物はゴツゴツメットとし、気合のタスキを持っているデオキシスレックウザの神速を受けて倒したり、相手のジラーチアイアンヘッド連打に抗えるようにしています。





ミュウツー

ラムの実 緊張感
サイコブレイク 大文字 瞑想 挑発
臆病 181-*-110-206(252)-111(4)-200(252)



・CS全振り
・D>Bとなるよう余り4をD



ルギアより素早いポケモンで、かつ挑発が使えるポケモンを探した所、ミュウツーの採用になりました。ルギアを倒せなくとも、ルギアでパーティが半壊しないようになれば良いです。
瞑想と挑発を両立することで火力が中途半端な積み技を使うポケモンを壁下でサイコブレイクで倒すことが出来ます。
ナットレイグラードンに対する打点として、サブウェポンを大文字としました。アルセウスより素早い上に206もあるC、更にサイコブレイクと大文字の攻撃範囲が非常に優秀なため他の組み合わせを考慮せずとも単体で非常に強力なポケモンです。持ち物はルギアの電磁波に対して後出し出来るラムの実とし、オッカの実を持ったナットレイを確実に倒すために特性は緊張感としました。
個人的に禁止伝説の中で一番気に入っているポケモンのため、上手く使いこなしたい枠でもあります。




解説は以上です。
たまにはこういうルールを考察するのも楽しいですよね。
出場される方は頑張って下さい!