ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
アルセウス | 命の珠 | 神速 | シャドーダイブ | 瓦割り | 守る | マルチタイプ |
ミュウツー | エスパージュエル | サイコブレイク | シャドーボール | 身代わり | 守る | プレッシャー |
レックウザ | 気合のタスキ | 流星群 | Vジェネレート | 神速 | 守る | エアロック |
ディアルガ | ヨプの実 | 流星群 | 大文字 | トリックルーム | 守る | テレパシー |
グラードン | 地面のジュエル | 地震 | アームハンマー | 岩雪崩 | 守る | 日照り |
ホウオウ | 食べ残し | ブレイブバード | 聖なる炎 | 追い風 | 守る | 再生力 |
●アルセウス@命の珠@マルチタイプ
陽気 381-339(252)-277(4)-*-276-372(252)
神速・シャドーダイブ・瓦割り・守る
・陽気AS、余り4をB
構築の主軸となるアルセウスです。命の珠神速で相手を上手く動かさないように戦っていきます。
S372から繰り出されるシャドーダイブが使いやすく、甘えた控えめミュウツーを許しません。アルセウス同士の素早さ関係が重要だと考えているため陽気での採用となりました。
ディアルガを殴る技として地震と瓦割りの選択でしたが、相手のリフレクター・光の壁を破壊出来るという追加効果の発動機会があるという点で瓦割りの採用としました。
素早いアルセウスでシャドーダイブをする場合は相手との素早さ関係の把握が全てといっても過言ではないため取り巻きのポケモンで可能な限り素早さ操作がしやすい構成を重点的に採用しています。
●ミュウツー@エスパージュエル@プレッシャー
臆病 353-*-217(4)-407(252)-216-394(252)
サイコブレイク・シャドーボール・身代わり・守る
・臆病CS、余り4をB
個人的にこのルールをやるモチベとなるくらい好きなポケモンなのでアルセウスと共にこのポケモンが軸となっています。
エスパージュエルを持たせるとサイコブレイクの火力はこのルールでもトップクラスであり、大半のポケモンに致命傷を負わせることが出来ます。1撃で倒さずとも、アルセウスやレックウザの神速の圏内に入れることで有利に立ち回れるため控えめではない弊害はあまり感じることはありません。
アルセウスより確実にSを伸ばすことでシャドーダイブに身代わりを安全に合わせることが出来る構成としました。パーティ全体がルギアを苦手としているためシャドーボールを覚えさせてルギアに強めのポケモンとして運用を可能としています。
身代わりと合わせて対トリルをこなします。パーティにラムの実を持っているポケモンがおらずモロバレルなどが辛いため身代わりはある程度抑止力として有用な技だと言えます。
アルセウスのシャドーダイブに合わせて出てきた鋼タイプのポケモンに打点が無いため身代わりを絡めながらアルセウスで縛り範囲を広げるように戦っていきたいですね。
●レックウザ@気合のタスキ@エアロック
無邪気 351-337(4)-216-399(252)-194-317(252)
流星群・Vジェネレート・神速・守る
・無邪気CS、余り4をB
カイオーガの火力からアルセウスを守るためのレックウザ。初手に置くことで相手のスカーフを判別出来るのに都合の良い素早さを持っています。個人的にお気に入りのポケモンでもあります。
気合のタスキと非常に相性が良いためドラゴン同士の殴り合いに弱くないのが強み。キュレムと同速になっても保険をかけた上で戦うことが出来るため立ち回りに余裕を持てます。
ギラティナより素早い点を非常に評価しており、浮いているためグラードンの採用に貢献しています。対カイオーガの負担をレックウザでも減らせる優秀なポケモンだと思います。
トリル下でも無難に動けるポケモンだと解釈しているためグラードンやディアルガとの同時選出が非常に相性が良いポケモンの1匹です。トリックルーム下のVジェネレート連打のシナジーが見込めますが火力が乏しく上手く決まればラッキー程度に。
パーティにほんの僅かながら吹雪耐性を付与できているかも知れません。
●ディアルガ@ヨプの実@テレパシー
穏やか 404(252)-*-276-336-328(252)-217(4)
流星群・大文字・トリックルーム・守る
・穏やかHD、余り4をS
主な役割は相手のトリックルームを返すことです。パーティにトリックルームを無難に使うことが出来るポケモンがディアルガしかいないため技構成は読まれやすいです。
その分単体での依存度が高く、トリックルームからカポエラー等で制圧されては意味が無いためヨプの実を持たせて耐久重視としています。モロバレルを考慮するとラムの実でも良いかも知れません。
穏やかHDベースにしなければ控えめホワイトキュレムの流星群を耐えることが出来無いため最大まで上げています。グラードンと並べることが多く、素の火力も低めのため火力重視の流星群、大文字を採用。
HPが偶数になっているがLv50にした際に奇数となるためこの数値にしています。
パーティで猫騙しやこの指止まれといったサポートが一切無いためトリックルーム展開からの勝ち筋はあまり信用出来ずあくまで抑止力として選出し、ミュウツーやレックウザで制圧することを優先させます。グラードン、ホウホウと合わせてもし相手が対策が薄いようなら使うといった程度に留めます。
グラードンを採用することを考えると特性は自然とテレパシーになります。
●グラードン@地面のジュエル@日照り
勇敢 404(252)-438(252)-317(4)-*-216-166
地震・アームハンマー・岩雪崩・守る
・最遅
・HA基準、余り4をB
カイオーガが拘り眼鏡を持っていて怒りの粉やこの指止まれなどと組み合わせるとレックウザがいてもアルセウスとミュウツーが大ダメージを受けてしまうため天候を取る抑止力となるグラードンは必要と考え採用に至ります。
最遅で地面のジュエルを持たせることでディアルガと並べてトリル下での制圧も勝ち筋の一つとしたいです。ホウオウと並べてトリル最終ターンに追い風から展開することが出来れば理想ですね。グラードンとの並びが非常に強力なポケモンです。
単体火力を優先させたいため攻撃力を底上げし持ち物も地面のジュエルとしました。パーティで数少ない物理耐性が優秀なポケモンのため耐久に数値を割いても有用かも知れません。
トリックルームと相性が良く、相手のワイドガードに対して強気で選択出来るアームハンマーを採用しました。
●ホウオウ@食べ残し@再生力
意地っ張り 416(252)-394(252)-217(4)*-344-216
ブレイブバード・聖なる炎・追い風・守る
・意地っ張りHA、余りをB
素早さ操作ギミックが必要となり追い風や凍える風、電磁波を覚えるポケモンを最後に採用したくなり、ルギアやギラティナが候補になりましたがここまで相手の吹雪に耐性が無くホワイトキュレムに強めのポケモンを採用することになりホウオウに辿り着き、追い風を覚えさせた。
トリル展開で試合を進めるにあたり素早さは振らずH振りだけで拘り眼鏡キュレムの流星群を耐えるポケモンなのでグラードンとの並びを意識させて火力に数値を割きました。
これによってトリックルームが抑止力でなくサブ戦術の勝ち筋として機能しやすくなり単体性能も高めのポケモンとして機能するようなポケモンとなっています。
追い風をしても拘りスカーフ持ちキュレムを抜けないなどホウオウ自身があまり追い風の恩恵を受けられないためSラインは調整の余地があるかも知れません。
技のスペースとして羽休めor自己再生を採用出来なかったため再生力での採用。
・物理耐性に乏しい
・これだけやってもまだカイオーガに強いとはいえない
・色違いに出来るポケモンがミュウツーとグラードンしかおらず、色違いで使ったら浮いてしまう
等の欠点も目立ちますが無難に広い範囲で戦えるパーティに仕上がったのではないかなと思います。