シングルにおける代表的な組み合わせの一例

雨降らし。組み合わせとしてよく選ばれるアタッカーとその特徴。



最も数が多い雨パのアタッカー。
種族値が高めで弱点がドラゴンタイプしか無いため耐久に振らずとも一撃は攻撃を耐えることが多く、ニョロトノがいなくても戦えることが多い。
また、物理攻撃が高いため龍の舞と組み合わせて逆鱗や滝登りなどで使うことも可能。



殻を破るを使うことで強力なアタッカーへとなる。
Cの値が高く、雨状態でなくとも十分な火力を発揮する。また、砂状態でもタスキが削れないため他のポケモンよりも殻を破るを成功させやすい。
ある程度物理耐久があるため物理ポケモン起点に舞えば先制技で倒されずにそのまま倒しきるということもやりやすい。



馬鹿力・蹴手繰りでナットレイへのダメージソースを持っている。
剣の舞と併用すれば交代に合わせて使うことで容易に突破出来る。
またアクアジェットを覚えるため雨状態と合わせて弱点を付けば全抜きアタッカーへの抑止力としても期待出来る。



地面タイプであるため雨パのアタッカーが頭を抱えがちなボルトロスへの対抗策となる。
冷凍ビームを覚えないため攻撃範囲が狭く、ドラゴンを縛りづらいが耐久がそこそこある。



草タイプなため雨パの抑止力となる水ロトムトリトドンブルンゲルなどを突破しやすい。
タイプが優秀で耐久もそこそこだが水技以外で弱点を突かなければ突破力は若干の不安が残る。



格闘タイプなのでバンギラスユキノオーに打点がある。
また、催眠術と巴投げによるハメパターンも作ることが出来る他、腹太鼓から全抜きアタッカーとして機能することも。



  

  

砂起こし。砂によって恩恵を受けるガブリアスドリュウズが代表的。
カバルドンは高水準の耐久とステルスロック+欠伸で起点作りがしやすい。
バンギラスは単体で対応範囲が広く戦えるポケモンであり、火力も耐久も高い。
ガブリアスは全ポケ中屈指の総合力であり、砂隠れだけでなくニョロトノから天候を奪うことで相手のアタッカーを潰す戦い方で戦える。
食べ残しや光の粉と組み合わせて身代りを使いながら攻撃を避けて剣の舞を使い相手を全て倒す戦法も有効。
ドリュウズは砂嵐状態で剣の舞が使えればスカーフ持ちだろうと先手で潰せるため全ポケ中屈指の全抜き要員として戦える。使う場合はある程度の起点作りや構築での穴埋めが求められる。



    

雪降らし。霰によって素早さが上がるポケモンはいないが、それにより強力な対天候メタとして機能する。
ガブリアスウルガモスサザンドラは上から殴らない限り攻撃を全型想定して受けるのは難しいため天候によるS上昇ギミックへのメタとして組み込まれる。
マンムーは光の粉や食べ残しを持たせて雪隠れによる回避で勝ち筋にする戦法も使える。



  

日照り。炎タイプの素早さを上げることが出来ないがアタッカーとなる草タイプは砂起こしのポケモンニョロトノに対してタイプ相性で有利なため対天候を意識しやすい。
フシギバナは耐久が高く、成長を使うことで耐久と火力を兼ね備えたアタッカーとして運用出来る他、眠り粉から強引に攻めていける。
ドレディアは耐久こそ低いものの、蝶の舞を使えるアタッカーなため晴れ状態でなくても強いのが魅力。攻撃範囲が狭いため目覚めるパワーや眠り粉で補う。
モジャンボは広い攻撃範囲が魅力。素の素早さと特殊耐久に不安が残るため強弱がはっきりとしている。



  

対処法が限られているナットレイの苦手な炎・格闘をブルンゲルで対処する補完。
ブルンゲルで受け切れない特殊アタッカーやナットレイに対する限られた突破ソースでメタを張りながら補完しつつパーティを構築していくことになる。



  

ボルトロスの天敵であるドリュウズに対してローブシンが刺さるだけでなく、ローブシンが高水準の物理耐久を持つので単純に地面タイプの相手を任せやすい。
ローブシンのSが遅いのをボルトロスの電磁波で補うことも可能。



    

ラッキーでほぼ全ての特殊を受けることが出来るため、ラッキーの苦手な物理をグライオンエアームド・ヤドランで受ける組み合わせ。通称「受けループ」と呼ばれるギミック。
覚えさせる技を様々に変えれば自由に対策したい相手を変えることが出来る型の多さも魅力。



  

パルシェンが苦手とするブルンゲル・水ロトムメタグロスキノガッサで起点に出来る組み合わせ。



  

キノガッサが苦手なパルシェングライオンブルンゲルで見ることが出来る受けの相性補完。



  

ハッサムの苦手な炎はラティオスで全体的に有利。また、流星群を撃った後、トンボ帰りを使うことで再び流星群を撃ちやすく、ラティオスの攻撃性能を活かしやすい。
ラティオスハッサムの苦手なポケモンを避けつつ置き土産をしてハッサムで剣の舞を使う起点構築も。



まだまだ数えきれませんが一旦このあたりで。