初めて自分単独で主催することになったシングル厨。そこで優勝するために作ったパーティの紹介です。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
ポリゴンZ | 拘り眼鏡 | トライアタック | 10万ボルト | 冷凍ビーム | 目覚めるパワー格闘 | ダウンロード |
パルシェン | 気合の襷 | 氷柱針 | ハイドロポンプ | ロックブラスト | 殻を破る | スキルリンク |
ウルガモス | 虫のジュエル | 大文字 | 虫のさざめき | 目覚めるパワー電気 | 蝶の舞 | 炎の体 |
オノノクス | ラムの実 | 逆鱗 | 地震 | 挑発 | 龍の舞 | 型破り |
エルフーン | オボンの実 | アンコール | 追い風 | トリックルーム | 置き土産 | 悪戯心 |
ガラガラ | 太い骨 | ホネブーメラン | 捨て身タックル | ストーンエッジ | 剣の舞 | 石頭 |
以下、個別解説。
●ポリゴンZ@拘り眼鏡@ダウンロード
控えめ 181(164)-*-90-201(224)-95-125(120) 目覚めるパワー格闘70 H以外U
・最速バンギラス(S124)抜き
・H4ラティアスをダウンロード無し冷凍ビームで乱数(約56%)
・ダウンロード込みでH全振りスイクンを10万ボルトで1発
・C182ラティオスの流星群1発耐え
・A200ガブリアスの逆鱗1発耐え
このパーティはポリゴンZから構築がスタートしています。大半のポケモンにタイマンで勝ちやすく、ガブリアスとラティオスの攻撃は最低限耐えるようにし拘り眼鏡や拘り鉢巻を持っているか確認しやすくしました。
ガブリアスやラティオスが襷や火力に拘っていた場合は確実に倒されてしまいますが、そうした場合は後続のウルガモスやパルシェンの起点になります。
格闘ポケモンや気合玉も無理ですが、後続で少しでも格闘を上から叩き潰せるような選出を心がけます。
交代で対処することが非常に困難なポケモンなので先発の相性が良かっただけで得られるアドバンテージは大きいものです。
技については、トライアタックは相手を一方的に縛っている際に相手の交代を意識してもぶっぱ出来る技で、電気技はパルシェンやウルガモスの苦手な水ポケモンを倒すのに必要、冷凍ビームはラティオスに。そして目覚めるパワー格闘は、このポケモンが最も苦手なポケモンであるバンギラスを返り討ちにするために搭載しています。相手の砂隠れが先に発動したら拘りスカーフなので、交代しても受からない目覚めるパワー格闘で応戦します。素早さをバンギラス抜き、そしてC182ラティオスの流星群を一発耐えるだけHPに回し、残りを火力に回すと10万ボルトでスイクンが一撃で落ちる火力になったので、本来採用していた雷を切って10万ボルトにしました。
●パルシェン@気合の襷@スキルリンク
無邪気 125-147(252)-200-106(4)-58-134(252)
氷柱針・ハイドロポンプ・ロックブラスト・殻を破る
・一回殻を破ってスカーフラティオス(110族)抜き
ポリゴンZがガブリアスに倒されたら死に出しから殻を破るを使って全抜きを狙います。
パルシェンを受けられる水ポケモンはポリゴンZで後出しで有利になれるポケモンが多いです。
持ち物はラティオス・ウルガモスにタイマンで勝つために気合の襷としました。王者の印を持たせたりメタグロス意識で特攻を上げて水のジュエルを持たせたりしてもいいのですが、基本的に後出しが効かないパーティなので気合の襷があるだけで殻を破るを使える場面が増えることは重要だと判断しました。ポリゴンZ共々メタグロスに勝ちづらいため、別のポケモンの起点にすることを考えるようにします。
●ウルガモス@虫のジュエル
臆病 173(100)-*-86(4)-186(248)-125-154(156) 特攻個体値30、めざめるパワー電気威力70
・S最速補正なし100族(152)、最速FCロトム(151)抜き
・A182ガブリアスの逆鱗耐え
・1回蝶の舞をするとガブリアスを虫のジュエル発動虫のさざめきで1発
ポリゴンZがラティオスに倒された場合に繰り出します。基本的にパルシェンで起点にしづらいポケモンを起点にしやすいです。起点にするポケモンを予め相手のパーティを見て決められることから成功率が高く、身代わりではなく全抜き性能を上げられるめざめるパワー電気にしました。
控えめウルガモスを抜けるようSに振り、Cを最大まで上げて残りをHPに振ると陽気ガブリアスの逆鱗を耐えるような形になりました。炎技は対ウルガモス意識で大文字に。
●オノノクス@ラムの実@型破り
陽気 155(28)-198(244)-117(56)-*-90-154(180)
逆鱗・地震・挑発・龍の舞
・最速補正なし100族(152)、最速FCロトム(151)抜き
・龍の舞+逆鱗でHB4サンダー(HP197,防御105)を高乱数1撃(192〜226、81%で一撃)
・C118スイクンの波乗り+冷凍ビーム1発耐え(冷凍ビーム・・・ダメージ94〜112、波乗り・・・ダメージ35〜42)
・C145サンダーの10万ボルト3発耐え、10万ボルト1発+目覚めるパワー氷1発耐え
(10万ボルト・・・ダメージ: 43〜51、目覚めるパワー氷・・・ダメージ86〜102)
・A181テラキオンのインファイト1発+電光石火1発耐え
(インファイト・・・ダメージ105〜124、電光石火・・・ダメージ24〜29)
・A205命の珠ドリュウズの地震1発耐え
(ダメージ130〜153、ただし砂のダメージ9込みで落ちる可能性がある。砂込みでも落ちない確率は6.6割程度。)
・C161バンギラスの冷凍ビーム1発耐え
(ダメージ128〜152、ただし砂のダメージ9込みで落ちる可能性がある。砂込みでも落ちない確率は7割程度。無邪気だとダメージ118〜140なので砂ダメ1回なら受けても生き残る)
パルシェンを使う上で障害になるポケモンはたくさんいますが、その中でも水ロトムとソーナンスに勝てるオノノクスを物理アタッカーとして採用。
逆鱗を鋼タイプに受けられて倒された場合はウルガモスで起点にします。また、龍の舞を使った後に拘りスカーフを持ったガブリアスに倒された場合はパルシェンの起点となります。
詳細:http://d.hatena.ne.jp/meikaizerogin6y/20110111
上記の4匹だけでこのパーティのメインコンセプトは完成されています。
残り2匹で別の勝ち筋を組み込めるようにしました。
●エルフーン@オボンの実@悪戯心
図太い 167(252)-*-145(212)-*-101(44)-136
アンコール・追い風・トリックルーム・置き土産
・A181テラキオンのインファイトをオボン込みで2発耐え
・余り特防
砂・雨両方に強くなれるエルフーンを採用。追い風によるサポート、置き土産による起点作成、そしてアンコールによる相手の積みポケへの牽制。どの要素も積み技を使うポケモンの弱点をカバーしてくれます。
どうしてもテラキオンに勝ちたいので調整もテラキオン意識。努力値はHPに回しました。HBだとオボンが発動せず2発で倒されてしまうこともあるので、HBから少し削っています。
特にこのパーティは相手にドリュウズをとても選出させやすいのですが、それに大きなプレッシャーを与えるコトができるのは大きなメリットです。最後の技にトリックルームを仕込みました。そしてパーティの6匹目にトリックルーム中のアタッカーを採用し戦うことに決めました。
●ガラガラ@太い骨@石頭
勇敢 167(252)-145(252)-131(4)-澪-100-45(最遅)
ホネブーメラン・捨て身タックル・ストーンエッジ・剣の舞
当初の予定では、エルフーンでトリックルームした後にガラガラで腹太鼓をするというコンセプトでした。ホネブーメランが気合の襷を持っている相手も1撃で倒せることからエルフーンから攻撃技を切れたのですが、オーバーキル気味だと思ったので剣の舞に落ち着きました。
ストーンエッジを採用し風船シャンデラを倒せる手段としています。捨て身タックルは剣の舞を使った後の優秀な命中いつ100%の技として使えます。
相手にテラキオンがいたり、相手がガラガラで崩せそうなパーティだったらエルフーンとともに選出します。基本的にエルフーンがいないと選出出来ないので非常に使う場面は限られてきましたがそれでもガラガラのおかげで勝った試合もたくさんありました。
とても自信があり、勝率も高いパーティですが優勝出来なくて悔しかったです。
まだまだ改良の余地があるので、これをベースに是非何らかの形で結果を出したいです。
皆様、ありがとうございました。