第2世代・Lv52スイクン

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スイクン@Lv52@しんぴのしずく@1FFF@61-0-63-63-63
なみのり・どくどく・ねむる・ねごと

 

スイクンの基本形かつ最強の型だと考えている型なので、バランスパーティで詰めを重視したサイクル戦をしてみたい方は是非使ってみてください。

 

・主な役割はバンギラス、ガラガラ、ゴローニャハガネールを始めとした岩タイプ・地面タイプの多くに対する遂行。また、大半の炎タイプに勝てる。サブウェポンで致命傷を受けづらく、ある程度素早さもあることからレベル差による一方的な数値の押し付けに負けることも少ない。

・相手が低レベルの場合はカビゴン以外の「じばく」「だいばくはつ」を耐える。「ねごと」を使いながら戦うことで常に相手にこれらの技を使うことのリスクを与えられるという場面が作り出しやすい。

・「どくどく」でポリゴン2、ミルタンクフーディンブラッキーなどに負担を与えられる。耐久力が高いため「きせきのみ」を持っていたとしても2発目を撃てる場面は少なくない。

以上のことからカビゴンと非常に相性が良い。特に「どくどく」を採用することにより相手に「ねむる」を使わせるためスキを作り出しやすく、「のろい」を覚えているカビゴンとの相性が特に良い。カビゴンと相性が良いということはどのような環境においても一定の活躍が保証できると考えてよい。

「しんぴのしずく」を持たせると「なみのり」でLv55ライコウを約96%の確率で4発。HPが全快であればスイクンは「じしゃく」持ち「かみなり」を耐えるため、「ねごと」「たべのこし」がない場合、急所待ちに追い込めば勝つ見込みがある。これ以下の特殊耐久のポケモンポケモンは全て素眠りの場合急所に当たるまで撃ち続けることができるため、起点となる場合が少ない。また、バンギラスに対して「なみのり」で47%の確率で2発となり対面遂行能力が向上する。Lv50ヘラクロスは約91%の確率で3発、Lv50カイリキーは約98%の確率で3発。Lv50「おうごんのみ」持ちムウマを約98%の確率で3発。

Lv55「たべのこし」持ちエンテイが約99%の確率で2発、Lv50ツボツボが約99%の確率で2発。水タイプを弱点とするポケモンで最も特殊耐久が高いのは(ホウオウを除き)ツボツボ、次点でバンギラス、次点でエンテイのため、低レベルであればほぼ確実に2発、高レベルでもエース運用されやすいポケモンは2発で倒せると考えて良いため、岩タイプや炎タイプに対する強力な「封じ」として機能する。Lv55バクフーンの「かみなりパンチ」を約74%の確率で3発耐えるので後出しから3発で倒されることは少なく、こちらは2発で倒せるので遂行しやすい役割といえる。2サイクル目に入った場合は「ねごと」によって過負荷を防ぎやすい。Lv55ニドキングの「10まんボルト」は約98%の確率で3発で倒れてしまうため後出しからは受からず、タイマンでのみの遂行となる。

Lv55リザードンの【+6】「はかいこうせん」は約92%の確率で1発。Lv52なら約8%の確率で1発。型によって敗北するがストッパーとして機能する場面がある。

「しんぴのしずく」で確定数が変わるのは攻撃回数が多い場合である。また、急所時の振れ幅も大きくなるため、試行回数を稼いで崩す選択肢も生まれることから長期戦が得意なスイクンに適している。

攻撃面でいえば、「しんぴのしずく」を持たせた場合はLv50とLv52での確定数はあまり変わらず、火力面での補完を考えるのであればLv50で使う恩恵の方が大きい。しかし最もスイクンの重要な役割とされやすい対バンギラスにおいては、Lv50だと「しんぴのしずく」持ち「なみのり」で倒せる確率は約30%まで下がる。さらに急所に当たった場合、よりレベル差による振れ幅は大きいものとなる。Lv52であれば49%の確率で倒せることから、Lv52で「しんぴのしずく」を持たせるメリットは非常に大きなものといえる。

「しんぴのしずく」は競合しづらい持ち物なので、パーティの補完に適している。「たべのこし」「きせきのみ」「はっかのみ」といったアイテムが無くとも役割を遂行できて、かつ受け役割を高い水準でこなしつつ崩しの補助ができる汎用性の高さが長所。Lv52で設定したい耐久数値は様々だが、Lv51やLv50で採用することもできる。その場合火力ラインはあまり重要ではないため、「ピントレンズ」や「ひかりのこな」といった選択肢も多いに考えられる。技も「どくどく」ではなく「れいとうビーム」が候補となる場合がある。

カビゴンと相性が良いが、この型のスイクン自体はカビゴンに弱い。そのため、カビゴン+スイクン+対カビゴンはバランスパにおける汎用的な基本選出の枠として考えやすい。スイクンカビゴンに「のろい」を使わせるスキを与えるため、「のろい」で崩されにくいポケモンが理想。カビゴンに「どくどく」を入れてサイクル戦に持ち込み、カビゴンの型を判別した後に長期戦で崩すことを狙うのが基本的な戦い方。特にスイクンを選出する場合は相手のポケモン1体を1体で受けるといった全対応を目指すことになりやすいため、「どくどく」「ねごと」はスイクンというポケモンの選出時における持ちやすい役割に合致している場合が非常に多い。

 

■耐久面(確率は命中率、急所率非考慮)

スイクンのHPは214、防御及び特防は172

 

・Lv50「ふといホネ」ガラガラの「じしん」を2発耐え(ダメージ:86~102)

・Lv51「ふといホネ」ガラガラの「じしん」を2発耐え(ダメージ:89~105)

・Lv52「ふといホネ」ガラガラの「じしん」を2発耐え(ダメージ:90~106 )

・Lv53「ふといホネ」ガラガラの「じしん」を約83%で2発耐え(ダメージ:95~112)

・Lv54「ふといホネ」ガラガラの「じしん」を約68%で2発耐え(ダメージ:97~114)

・Lv55「ふといホネ」ガラガラの「じしん」を約4%で2発耐え(ダメージ:104~123)

 

 

・Lv50カビゴンの「じばく」を約7%で1発耐え(ダメージ:211~249)

・Lv50ゴローニャの「だいばくはつ」を1発耐え(ダメージ:176~207)

・Lv50「ピンクのリボン」ゴローニャの「だいばくはつ」を約62%で1発耐え(ダメージ:193~227)

・Lv50「ピンクのリボン」ベトベトンの「だいばくはつ」を約82%で1発耐え(ダメージ:187~220)

・Lv50「ピンクのリボン」パルシェン(ナッシー)の「だいばくはつ」を1発耐え(ダメージ:175~206)

・Lv51「ピンクのリボン」パルシェン(ナッシー)の「だいばくはつ」を1発耐え(ダメージ:179~211)

・Lv51ゴローニャの「だいばくはつ」を1発耐え(ダメージ:179~211)

 

カビゴン以外の低レベルポケモンの「じばく」「だいばくはつ」は殆ど耐える。「ピンクのリボン」を考慮した場合でも高い確率で耐えると踏んで動くことができる。

 

・Lv55バンギラスの「いわなだれ」を3発耐え(ダメージ:56~66)

・Lv55バンギラスの「10まんボルト」を2発耐え(ダメージ:74~88)

 

 

・Lv55「じしゃく」サンダーの「かみなり」を約92%の確率で1発耐え(ダメージ:183~216)

・Lv55ゲンガーの「10まんボルト」を約99%の確率で2発耐え(ダメージ:91~108)

 

HPが全快であれば殆どの特殊攻撃を1発耐える。