第2世代・バランスカビガラサンダー

金銀で最近使用していたパーティです。プチドラサマ杯などで使用していましたが、勝率が芳しく無くなったため公開することにしました。

 

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上記の並びはレベル>図鑑No.の順番です。

以下の順番は採用順です。

 

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【基本コンセプト】

Lv52のガラガラを使いたいと思ったのがパーティのスタート地点です。

Lv50カビゴンを2発で倒せるのがLv52からであり、その決定力を中心に戦えれば試合を有利に運べる点に魅力を感じました。

しかしエースとして戦うためには素早さが低く、持ち物が固定されているため立ち回りも制限されがちで、周囲でのサポートが不可欠です。そこでその他のポケモンを中レベル帯で固めつつバランスよくパーティのレベル配分を行うことでパーティ全体の並びを整えることにしました。
ガラガラをメインに据えながら、その他のポケモンは相手を麻痺状態にできるポケモンを中心に採用しています。

 

【個別解説】

 

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Lv52ガラガラ@ふといホネ@CDFF
じしん・いわなだれ・めざめるパワー(飛行)・つるぎのまい

パーティのスタート地点。Lv50のカビゴンを「じしん」2発で倒すためのレベルは最低52必要です。裏を返せば52あれば足りるので、他のポケモンのレベルも上げられるバランスパに適しているポケモンだと考えました。

メインアタッカーとしての運用となるため、技は攻撃性能重視で選択。メインウェポインの「じしん」と補完の取れる「いわなだれ」、ガラガラで相手を崩すのに欠かせない「つるぎのまい」を採用し、最後の技は「めざめるパワー(飛行)」としました。これは後述のスターミーやフシギバナが苦手とするヘラクロスに対して刺すための技です。「めざめるパワー(虫)」との選択でしたがスターミーが比較的ナッシーに強いため「めざめるパワー(飛行)」を優先させました。

基本的にはガラガラを通せるように選出します。相手がどのポケモンでガラガラを受けてくるかを見極め、どのサポーターで負担をかけていくかを選んで戦うことになります。

 

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Lv51スターミー@たべのこし@1FFF
なみのり・でんじは・あやしいひかり・みがわり

ガラガラのサポートとして優秀な「でんじは」を使いやすいスターミーを2匹目に採用。スターミーは水タイプであるため地面タイプの後出しを誘いづらく、「でんじは」を通しやすいです。また、「あやしいひかり」と「みがわり」と「たべのこし」で単体性能を確保。地面タイプや炎タイプに対して打点を持つという役割をこなしつつ、メインアタッカーの後出しをサポートします。攻撃技としては「なみのり」を採用し汎用性を重視しました。

エスパータイプに耐性を持っているというのも重要で、ナッシーやフーディンといった「じこさいせい」で回復するタイプのポケモンには「でんじは」「あやしいひかり」が有効である場面が少なくないため、パーティ全体の補完として活躍が見込める、選出の幅が広いポケモンです。

 

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Lv52カビゴン@はっかのみ@FFFF
のしかかり・じしん・のろい・ねむる

3匹目に採用したのはカビゴンで、「のしかかり」で相手を麻痺状態にさせることによるガラガラのサポートだけでなく圧倒的な数値で「のろい」を使うことによるエース運用が強力だと考え採用に至りました。ガラガラを選出しない場合でもエースとして運用ができる点で強力です。

技は「のしかかり」と「のろい」を決定させた後は「じしん」を覚えさせて範囲の補完としました。ガラガラと同時選出する際の範囲は被ってしまいますが、ガラガラを選出しない際の地面タイプの打点が必要な場面は少なくないため、カビゴンにも採用する価値が大いにあると判断しての採用です。最後の技は「ねむる」を覚えさせることで長く場に残しつつ、素早く攻撃に移れる「はっかのみ」を持たせることにしました。「どくどく」や相手の技の追加効果で発動する「きせきのみ」よりも確実に「ねむる」を使いたい場面は多いため「はっかのみ」を優先させています。

ここまでの3匹のガラガラ・スターミー・カビゴンで多くの相手に戦うことができます。そのためこの3匹を基本選出としてレベルは52に設定。この選出で戦えない相手に強いポケモンを補完として選ぶことでパーティを整えていきます。基本的にはガラガラとカビゴンをセットで出さず@1で選出できれば補完が取れるような並びを目指します。

 

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Lv52サンダー@きせきのみ@BDFF
10まんボルト・めざめるパワー(氷)・ふきとばし・ねむる

4匹目に採用したのはサンダー。Lv52にしてガラガラかカビゴンの代わりに選出します。ガラガラの苦手なスイクンなどの水タイプに強く、場合によっては草タイプも相手にします。

草タイプの「ねむりごな」を1回は受けても切り替えせるように「きせきのみ」を持たせました。それに伴い「ねむる」も採用して草タイプにサイクル負けしづらくしています。草タイプと打ち合える攻撃範囲の汎用技である「めざめるパワー(氷)」も自然と採用が決まりました。そして遂行技となる電気タイプの技は「10まんボルト」を採用しています。相手を麻痺状態にできるガラガラやカビゴンと相性のよい「かみなり」も魅力的でしたが、4つ目の技に「ふきとばし」を採用し、かつ後述のポケモンに「まきびし」を覚えさせることで所謂昆布戦術が取れるような型としました。サンダーはLv52あれば「まきびし」のダメージ×3と「10まんボルト」×4で「たべのこし」持ちのLv55カビゴンを高確率で倒せることから幅広い相手を崩せるエースとしての運用に適すると判断し、その際安定技となる「10まんボルト」の命中率100%という要素が「かみなり」の威力や追加効果の魅力に勝りました。「きせきのみ」を持たせていることから低速気味のパーティで苦戦しがちなスターミーの「あやしいひかり」を恐れず、「みがわり」で不利とならない点も「かみなり」よりも優秀な点です。サポートに徹するのであれば「かみなり」、「リフレクター」及び「でんじは」も優秀な技で、十分採用候補に上がります。

スターミーを挟みつつガラガラかカビゴンで物理決定力、サンダーで特殊決定力と使い分けられるためパーティ全体の決定力として重要なポジションを担っています。他の電気タイプと違ってカビゴンの苦手な格闘耐性と、スターミーの苦手なヘラクロスに対して繰り出しやすい虫耐性を持っており、これらをガラガラの補完として使えてエースとしても運用できるポケモンはサンダーの他にはいませんでした。ガラガラ・カビゴン・サンダーという選出ができない点が欠点ですが後述のポケモンも優秀なサポート性能や決定力補助手段を持っており、パーティの決定力を担う3匹が同時選出できない点を緩和できていると判断してのレベル設定としています。

 

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Lv51フォレトス@せんせいのツメ@DDFF
めざめるパワー(虫)・まきびし・のろい・だいばくはつ

5匹目のポケモンにはフォレトスを採用。サンダーと相性の良い「まきびし」を使えるポケモンの中でもカビゴンに対して比較的後出しがしやすい点を評価しての採用です。また、ガラガラやスターミーで苦戦しがちな草タイプに耐性がある点も頼もしいです。

まず遂行技として「まきびし」と「だいばくはつ」を覚えさせました。また、カビゴンが「のろい」を使ってきたときの対抗手段としてこちらも「のろい」を覚えさせることでより強くマークします。最後の技は「ねむる」「リフレクター」「どくどく」などの選択肢がある中で「めざめるパワー(虫)」を覚えさせました。これによりナッシーに大ダメージを与えられるようになるなど、草タイプに対しての役割を持ちやすくしています。

優秀な耐性と数値を持ちますがカビゴンの「だいもんじ」ですぐに倒されてしまうなど一長一短なポケモンでもあります。しかし「まきびし」を使うという役割を持たせる際にはこのパーティにおいて他のどのポケモンよりも優れていると判断して採用しました。当てたい相手に「だいばくはつ」が決まらなければ役割を遂行できないことも多いため本来「だいばくはつ」を当てられない相手に当たったとしても他のポケモンで相手を崩せるかどうか(主にメインとなる遂行対象のカビゴンなど)などを考慮しながら選出することになります。

 

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Lv51フシギバナ@まひなおしのみ@1FFF
はっぱカッター・ねむりごな・やどりぎのタネ・こうごうせい

最後に採用するポケモンはパーティ全体で一貫しやすい水タイプに耐性を持ち、更にやや苦手としているハガネール対して不利になりすぎないポケモンを探した結果フシギバナが該当したので採用することにしました。

 格闘耐性を持っているのが優秀で、「ねむりごな」でいなしてから他のポケモンで戦うようにすれば安定して対処ができます。ガラガラが「どくどく」を受けてしまうと圧倒的に動きづらくなるため、毒タイプであるということは重要です。また、パーティ全体の決定力補助となる「やどりぎのタネ」はパーティ内のどのポケモンとも相性が良いですが、特に回復手段を持たないガラガラにとっては非常に重要なものです。技はフシギバナの遂行手段として基本的なものを揃えました。水タイプや地面タイプに戦うために草タイプの技が必要なので「はっぱカッター」まで含めて全ての技が必要です。

持ち物はカビゴンハガネールの「のしかかり」に対抗する手段として「まひなおしのみ」を持たせました。

 

 

【所感】

 Lv52から2匹、Lv51から1匹選出するというシンプルな選出で幅広く戦えるようにしています。しかしLv51も数値・技・耐性が優秀なポケモンで固めているため、Lv51のポケモンを複数匹選出しても戦えます。

パーティに相手を麻痺状態にする手段を豊富に用意しているということは不確定要素を発生させやすく、ガラガラを選出しない場合でも有利に戦える場合があります。また、ガラガラは低いレベルでも高いレベルのポケモンを倒し切るほどの火力を秘めているので、繊細な扱いが求められるもののバランスパにおける決定力不足といった欠点は解消できています。

しかしガラガラで負担をあまりかけられなかった場合や、サポート用のポケモンが相手の「みがわり」などで起点にされてしまった場合の切り返しが難しく、状態異常を絡められなかった場合などは苦戦しがちなため選出に大きなウェイトがかかってしまいます。

サンダーの「かみなり」が必要な場面は少なくなかったため、サンダーの「ふきとばし」と併せてフォレトスフシギバナの枠を他のサポーターに変えるなどでまた毛色の違ったパーティにアレンジできると考えています。

 

 

 

記事は以上となります。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。