マルチ・600族禁伝のみ可能・メガディアンシー軸第六世代総括ノーマルスタッフ

通称「ディアンシーを使いたいマルチ」用で使用するパーティの一例です。



   
   



メガディアンシー

ディアンシナイト クリアボディ→マジックミラー
ダイヤストーム ムーンフォース だいちのちから まもる
ゆうかん 157(252)-233(252)-130-181(4)-130-117
いましめられしフーパ

きあいのタスキ マジシャン
いじげんホール ゴーストダイブ きあいだま トリックルーム
れいせい 155-162(252)-81(4)-222(252)-150-67
ボルケニオン

いのちのたま ちょすい
スチームバースト フレアドライブ だいちのちから まもる
れいせい 187(252)-131(4)-140-200(252)-110-67
ジガルデ

オボンのみ オーラブレイク
グランドフォース しんそく へびにらみ まもる
ようき 215(252)-120-142(4)-*-115-161(252)
ステップメロエッタ

ラムのみ てんのめぐみ
インファイト いにしえのうた フラフラダンス まもる
ようき 175-180(252)-110-88(4)-97-198(252)
ゲノセクト

アクアカセット ダウンロード
むしのさざめき テクノバスター ブレイズキック しんそく
せっかち 147(4)-140-103-172(252)-115-166(252)



<あそびかた>



「マルチバトルしましょう!ただしいつもどおりじゃつまらないので、メガシンカ前で種族値600以下の禁伝なら使っても良いことにします!ノーマルルールですがその他は通常のフラットルールと同じようなパーティ構成でやりましょう!」といってマルチバトルを募ります。

これによりミュウ・セレビィジラーチデオキシスマナフィフィオネダークライシェイミビクティニケルディオメロエッタゲノセクト・ジガルデ・ディアンシー・いましめられしフーパゲノセクトが使用可能となります。

メガシンカ前で」という前置きが無いとメガディアンシーを使った時に矛盾が生じる可能性があるかもしれません。また、「600族で」という括りにするとケルディオが参加できなくなってしまう点に注意します。

それでも実際の伝達不足によりパルキアやホウオウやときはなたれしフーパなどが繰り出されることが少なくない点に複雑な思いを抱きながら楽しくバトルをします。



<主な登場人物>





メガディアンシー

ディアンシナイト クリアボディ→マジックミラー
ダイヤストーム ムーンフォース だいちのちから まもる
ゆうかん 157(252)-233(252)-130-181(4)-130-117



・A最大
・H全振り
・余りC(「ムーンフォース」と「だいちのちから」のダメージを増やすため)



唯一メガシンカするポケモンでありこのパーティ(対戦ルール)の存在意義だと思っているポケモンです。
能力値は非常に高い水準を誇り、全ての能力を必要としますがパーティ全体で「トリックルーム」を使って戦うことが少なくないことから素早さに下降補正をかけています。
攻撃技はメインとなる「ダイヤストーム」、「ワイドガード」で防がれない単体技である「ムーンフォース」、苦手な鋼タイプに大ダメージを与えられる「だいちのちから」としました。最後の技は「まもる」とし「トリックルーム」のターン調整を行います。
特性「マジックミラー」が強力で、これにより通常マルチバトルでは非常に強力なダークライに対して一方的に強くなれます。





いましめられしフーパ

きあいのタスキ マジシャン
いじげんホール ゴーストダイブ きあいだま トリックルーム
れいせい 155-162(252)-81(4)-222(252)-150-67



・最遅
・C最大
・A全振り
・余り4をB(物理攻撃の先制技に対するダメージをずらすため)



ときはなたれしフーパ種族値が600ではないためいましめられしフーパの姿での採用。この姿でも十分な数値を持ちます。
特性「マジシャン」の発動機会を少しでも増やしたいという思いから持ち物は「きあいのタスキ」を選択。それに伴いHPには努力値を振らず、攻撃と特攻に振り切っています。
技は「トリックルーム」をまず採用。ゴーストタイプである点を活かせます。更に「いじげんホール」と「ゴーストダイブ」を採用し、「トリックルーム」中に「まもる」を使わせづらくしました。「いじげんラッシュ」はいましめられしフーパで使うと失敗するので採用できません。
サポート技として「サイドチェンジ」を採用することも候補でしたがこの技はマルチバトルで使うと失敗してしまうので、悪タイプに有効打となる「きあいだま」を採用しています。






ボルケニオン

いのちのたま ちょすい
スチームバースト フレアドライブ だいちのちから まもる
れいせい 187(252)-131(4)-140-200(252)-110-67



・最遅
・C最大
・H全振り
・余り4をA(「フレアドライブ」のダメージを増やすため)



ディアンシーの苦手な鋼タイプに強いボルケニオンを採用。特性「ちょすい」を持ちますが水タイプに有効打は持っていないため「だいちのちから」を覚えさせて相手のボルケニオンに打点を持てるようにしました。
攻撃も特攻も高いため炎タイプの技は「フレアドライブ」を覚えさせて物理・特殊と撃ち分けられるようにしました。「トリックルーム」を使う場合の攻撃役として扱いやすく、物理・特殊両方の威力を上げられる「いのちのたま」を持たせています。
一見するとグラードンカイオーガに強そうなのですがゲンシグラードンには水タイプが効かず地面タイプで弱点を突かれる、ゲンシカイオーガには打点が無く「かみなり」で倒されてしまいます。ドラゴンタイプの弱点を突くこともできないためメガレックウザに強いとも言えません。
タイプ相性による受け出しするこを考慮し耐久力も欲しかったことからHC振りとなりました。





ジガルデ

オボンのみ オーラブレイク
グランドフォース しんそく へびにらみ まもる
ようき 215(252)-120-142(4)-*-115-161(252)



・最速
・A最大
・余り4をB(物理攻撃の先制技に対するダメージをずらすため)



パーティ全体がやや中速気味で、「トリックルーム」を使うと相手の方が遅いという場面は少なくありません。そこで「へびにらみ」により相手の素早いポケモンの動きを抑えられるという採用理由をジガルデに見出すことができたため採用できました。
先制で「へびにらみ」を使いたいため最速とし、総合耐久力の上げられるH振りとしました。
「オボンのみ」を持たせて行動回数を増やし、相手に「へびにらみ」を使える回数を増やしサポーターとしての役割を強化させています。
技は「グランドフォース」と「しんそく」といった汎用性の高いものを揃えました。「グランドフォース」でハピナス以外のポケモンが倒れるのは珍しい光景です。「しんそく」はパーティ全体で数少ない先制技として詰めとして扱いやすいです。最後の技はマルチバトル最強の技と考えられている「まもる」としました。
このルールでは「オーラブレイク」が死に特性となっていまいますが、「オーラブレイク」が死に特性ではないルールにするとこのポケモンを多く含むポケモン自体が死んでしまうのでオススメしません。





ステップメロエッタ

ラムのみ てんのめぐみ
インファイト いにしえのうた フラフラダンス まもる
ようき 175-180(252)-110-88(4)-97-198(252)



・最速
・A最大
・余りC(「いのしえのうた」のダメージを増やすため)



ここまでのポケモンが全て第六世代なので残りのポケモンは第五世代から持ってくることにしました。その中でも特に決定力の高いと思っている格闘タイプであるメロエッタを採用することにしました。
マルチバトルでは非常に盛り上がりを見せる技である「フラフラダンス」を覚えさせ、他は汎用的な攻撃技としています。麻痺状態や火傷状態で機能が停止しやすいため「ラムのみ」を持たせて1回は行動させやすくしました。
ステップフォルムで「いにしえのうた」を使ってしまうとボイスフォルムに戻ってしまう点に注意します。そしてボイスフォルムに戻ってしまうと種族値が戻ってしまう点をよく失念するのでその点についても注意しながら扱います。




ゲノセクト

アクアカセット ダウンロード
むしのさざめき テクノバスター ブレイズキック しんそく
せっかち 147(4)-140-103-172(252)-115-166(252)



・最速
・C全振り
・余り4をH(奇数となるため)



※色違いで「アクアカセット」を所持したゲノセクトの画像が見つからなかったのでこちらの画像で代用しています。



最後に採用したのは配布限定のゲノセクト。「しんそく」と「ブレイズキック」が限定技です。同じく限定技である「ギアチェンジ」は採用しませんでした。
「アクアカセット」を持たせて「テクノバスター」を覚えさせています。これにより独自の攻撃範囲を持つことができます。特攻を上げて「テクノバスター」メインで攻められます。「ダウンロード」で攻撃が上がっても特攻が上がってもそれなりに戦える点が長所です。
配分については性格が「せっかち」であることから最速としました。



<総評>




上記の6匹に限らず通常使わないポケモンを考察する時間は物珍しさがあるので気分転換に最適です。せっかく厳選したなら使わないと勿体ないので様々な活躍の場を開拓していくこともまたポケモンを楽しみを広げることにも繋がるのではないかと思いました。



解説は以上です。

最後までお読み下さり、ありがとうございました!