シングル・メガサーナイト+パルシェン軸パーティ2

メガサーナイト+パルシェンを軸としたパーティです。

「サナドサイ」と呼んでいました。



   
   



メガサーナイト

サーナイトナイト トレース→フェアリースキン
ハイパーボイス サイコショック ちょうはつ みちづれ
おくびょう 175(252)-*-86(4)-185-155-167(252)
パルシェン

ラムのみ スキルリンク
つららばり ロックブラスト みがわり からをやぶる
いじっぱり 147(172)-161(252)-200-*-65-101(84)
ドサイドン

じゃくてんほけん ハードロック
じしん ロックブラスト つるぎのまい ロックカット
ようき 191(4)-192(252)-150-*-75-101(252)
ジャローダ

ひかりのねんど あまのじゃく
リーフストーム ちょうはつ リフレクター ひかりのかべ
おくびょう 181(244)-*-115-95-117(12)-181(252)
メガゲンガー

ゲンガナイト ふゆう→かげふみ
たたりめ ヘドロばくだん さいみんじゅつ みがわり
おくびょう 165(236)-*-101(4)-191(4)-117(12)-200(252)
ファイアロー

タラプのみ はやてのつばさ
ブレイブバード ちょうはつ ビルドアップ はねやすめ
しんちょう 185(252)-101-92(4)-*-133(252)-146



<基本コンセプト>



基本は以下のパーティと同じです。

参考:http://d.hatena.ne.jp/meikaizerogin6y/20160524



<個別解説>





メガサーナイト

サーナイトナイト トレース→フェアリースキン
ハイパーボイス サイコショック ちょうはつ みちづれ
おくびょう 175(252)-*-86(4)-185-155-167(252)



・最速
・C222メガゲンガーの「ヘドロばくだん」耐え
・余り4をB(物理攻撃の先制技に対するダメージをずらすため)



パーティの軸。「ちょうはつ」と「みちづれ」で味方をサポートするのが役目です。

「ちょうはつ」で相手に攻撃技を誘発させるようにし、ドサイドンの「じゃくてんほけん」やファイアローの「タラプのみ」から攻めていくのが狙いです。特に先制で「ちょうはつ」を使える場面が優秀だと感じたため最速での使用。2ターン行動して「ちょうはつ」と「みちづれ」を両方使えた方が有利に試合を運べるため耐久力も両立できるHS配分としています。

その他は改良案と同じです。





パルシェン

ラムのみ スキルリンク
つららばり ロックブラスト みがわり からをやぶる
いじっぱり 147(172)-161(252)-200-*-65-101(84)



・A最大
・【+2】で130族抜き
・余りH



パーティのアタッカー。ドサイドンファイアローが対スイクンにおいて不安を残しているため「ラムのみ」を持たせて「ねっとう」で火傷状態になっても抗えるような型にしました。

Sは「からをやぶる」を使った後メガライボルトを抜ける値まで上げても良いかもしれません。また、Aは最大にせず後述するジャローダの「リフレクター」や「ひかりのかべ」を考慮して耐久調整を行うのも選択肢です。

基本的に役割は改良案と同じですが、選出する際は基本的にサーナイトと同時に選出したいです。





ドサイドン

じゃくてんほけん ハードロック
じしん ロックブラスト つるぎのまい ロックカット
ようき 191(4)-192(252)-150-*-75-101(252)



・最速
・A全振り
・余りをH(HPが奇数となるため)



最速で「ロックカット」を覚えたドサイドンをアタッカーとして添えました。

サーナイトの苦手な鋼タイプや炎タイプを起点にして戦えるだけでなく、メガガルーラを中心としたパーティに対して全体的に強いです。スイクンマリルリを苦手とするのをジャローダなどでカバーしていきます。

持ち物は「じゃくてんほけん」とし、エースとして運用させやすくしました。技としてメインとなり、地面タイプや炎タイプへの打点の「じしん」、ファイアローを倒すための「ロックブラスト」を採用。特に「ロックブラスト」は「みがわり」を持つゲンガーに対して有効だと思い採用しました。最後の技として採用したのは「つるぎのまい」で、「じゃくてんほけん」に頼れない場面での活躍を期待しました。ジャローダと同時に選出する場合は重宝します。

ゲンガーが苦手とするポケモンに比較的強いため、どちらのメガシンカとも相性が良く、選出回数が多いポケモンです。





ジャローダ

ひかりのねんど あまのじゃく
リーフストーム ちょうはつ リフレクター ひかりのかべ
おくびょう 181(244)-*-115-95-117(12)-181(252)



・最速
・HP全振り、奇数に調整
・余りをD(「ダウンロード」で相手のAを上げるため)



サーナイト以外の起点作成要員としての採用ですが、特性「あまのじゃく」による「リーフストーム」でアタッカーとしても使えます。特にサーナイトと鋼タイプ・炎タイプを苦手としている点が同じため、サーナイトでこれらのポケモンを「みちづれ」で倒してからエースとして活躍させられる場合があります。

配分は耐久力を伸ばしています。エースとしての活躍を重視させるならCを伸ばすことも視野に入りますが、複数回技を使えた方が良いと判断しました。

技は「ちょうはつ」を覚えさせドサイドンパルシェンをサポートできるようにしました。また、「ひかりのねんど」を持たせて「リフレクター」と「ひかりのかべ」を覚えさせ、ドサイドンパルシェンで何度も能力を上昇させる技を使うことを狙えるようにしています。

ドサイドンの標的である化身ボルトロスに対してはまず「リーフストーム」を使います。相手の「ちょうはつ」の有無を判断してから「ひかりのかべ」で展開していきます。「ちょうはつ」を持つ化身ボルトロスは「くさむすび」を覚えていることが少ないため「ひかりのかべ」を使えなくてもそのままドサイドンを繰り出せるため、ジャローダが倒れても死に出しから有利に戦えます。





メガゲンガー

ゲンガナイト ふゆう→かげふみ
たたりめ ヘドロばくだん さいみんじゅつ みがわり
おくびょう 165(236)-*-101(4)-191(4)-117(12)-200(252)



・最速
・C182ゲンガーの「シャドーボール」を最高乱数以外耐え
・【+2】【タイプ一致】イカサマ耐え
・余りをB、Cに振り分け



ジャローダから展開するポケモンとして採用。また、フェアリータイプが一貫していることからその一貫を切る意味合いでの採用。クチートに対してはドサイドンマリルリに対してはジャローダが強いので特殊フェアリーと撃ち合う意味合いが強いです。

技はまずドサイドンを採用していることからマリルリに隙を見せるべきでないため「ヘドロばくだん」を採用しています。そしてジャローダの「リフレクター」や「ひかりのかべ」を使い試行回数を稼げる「さいみんじゅつ」を採用しています。これら2つの技と相性の良い「たたりめ」を採用し、最後に「みがわり」を覚えさせメガゲンガーで試合のペースを握られるようにしました。

配分は耐久力を重視し「さいみんじゅつ」を何度も使いやすいようにしました。メガゲンガーが重い面子で固まっていることから最速を維持しています。





ファイアロー

タラプのみ はやてのつばさ
ブレイブバード ちょうはつ ビルドアップ はねやすめ
しんちょう 185(252)-101-92(4)-*-133(252)-146



・HD最大
・余り4をB(総合耐久力上昇のため)



6匹目として「ちょうはつ」で起点作成が可能で、「ビルドアップ」で能力を上昇し自らもエースとして活躍できるファイアローを採用しました。「ブレイブバード」でウルガモスバシャーモといったパルシェンで相手がしづらい炎タイプの対策も兼ねています。

持ち物を「タラプのみ」としました。これにより「ビルドアップ」と組み合わせて相手を詰めやすくなります。特にヒードランに対しては有効で、「ちょうはつ」と上手く組み合わせて倒します。

配分はHDを最大とし、電気タイプや水タイプを返り討ちにしやすくしました。「タラプのみ」のおかげで対応範囲は広がりますが、「ラムのみ」が無い分「どくどく」を使う相手は苦手としやすいです。



<総評>



しばらく友人に使ってもらっていましたが、あまりサーナイトが選出できず、数の多いメガガルーラへの勝率も安定しなかったため没とし改良を要しました。
メガゲンガーファイアローに問題があると感じてはいましたが、それをクリアしても全体的にパワーがある構築には見えず、ドサイドンまで遡ってから構築を練りなおして改善案に辿り着いた次第です。



解説は以上です。

最後までお読み下さり、ありがとうございました!