メガサーナイト |
サーナイトナイト | トレース→フェアリースキン | ||||||
ハイパーボイス | サイコショック | アンコール | みちづれ | |||||
おくびょう | 175(252)-*-86(4)-185-155-167(252) | |||||||
パルシェン |
おうじゃのしるし | スキルリンク | ||||||
つららばり | ロックブラスト | みがわり | からをやぶる | |||||
いじっぱり | 147(172)-161(252)-200-*-65-101(84) | |||||||
ウルガモス |
ラムのみ | むしのしらせ | ||||||
だいもんじ | むしのさざめき | めざめるパワー(地面) | ちょうのまい | |||||
ひかえめ | 161(4)-*-86(4)-204(248)-125-152(252) | |||||||
カバルドン |
ゴツゴツメット | すなおこし | ||||||
じしん | がんせきふうじ | あくび | ステルスロック | |||||
わんぱく | 215(252)-132-187(252)-*-93(4)-67 | |||||||
メガゲンガー |
ゲンガナイト | ふゆう→かげふみ | ||||||
シャドーボール | ヘドロばくだん | みがわり | みちづれ | |||||
おくびょう | 135-*-101(4)-222(252)-115-200(252) | |||||||
ボルトロス(化身) |
オボンのみ | いたずらごころ | ||||||
10まんボルト | きあいだま | ちょうはつ | わるだくみ | |||||
ずぶとい | 184(236)-*-132(240)-145-101(4)-135(28) | |||||||
<基本コンセプト>
メガサーナイトとパルシェンは炎タイプと鋼タイプという苦手な相手が被っています。そこでメガサーナイトの「みちづれ」でそれらのポケモンと刺し違えることができればパルシェンが活躍しやすくなるのではないかと考えました。それだけではパルシェンの「からをやぶる」を使いづらい場合があるので、サーナイトで「みちづれ」を決めやすくする手段でもある「アンコール」を覚えさせ、サポートとしての役割を強化させました。
この2匹を軸にしつつ、サーナイトで起点を作るような相性の良いポケモンを揃えていきながらパーティを組み立てていきました。
<個別解説>
メガサーナイト |
サーナイトナイト | トレース→フェアリースキン | ||||||
ハイパーボイス | サイコショック | アンコール | みちづれ | |||||
おくびょう | 175(252)-*-86(4)-185-155-167(252) |
・最速
・C222メガゲンガーの「ヘドロばくだん」耐え
・余り4をB(物理攻撃の先制技に対するダメージをずらすため)
パーティの軸を担います。今回は「アンコール」と「みちづれ」を覚えさせ味方のサポートに回ります。
先制で「アンコール」を使いたいため最速とし、なるべく行動回数を確保したいと思ったため総合耐久力が上がるHS配分としました。指数としてはメガゲンガーの「ヘドロばくだん」耐えですが、追加効果の毒で倒されてしまう場合があるためあくまで目安としてでの設定です。
Cに振ってなくても「ハイパーボイス」と「サイコショック」で大きな打点が出せるのが特徴です。ラッキーに大ダメージを与えたいためエスパータイプの技は「サイコショック」が強力だと考えています。最速のサーナイトは強力な決定力を持つポケモンでもあるためフェアリータイプの通りが良いパーティに対しては終盤の詰めで使う場合があります。
パルシェン |
おうじゃのしるし | スキルリンク | ||||||
つららばり | ロックブラスト | みがわり | からをやぶる | |||||
いじっぱり | 147(172)-161(252)-200-*-65-101(84) |
・A最大
・【+2】で130族抜き
・余りH
パーティの軸。鋼タイプや炎タイプがいない場合の決定力は目を見張るものがありますが、「おうじゃのしるし」を持たせて相手を全て倒すことを狙います。
決定力が求められるため攻撃力を最大まで伸ばし、最低限のSを確保した後は先制技で倒されづらいようにHPを伸ばしました。
技についてはメインとなる「つららばり」と「ロックブラスト」と「からをやぶる」を覚えさせた後、「みがわり」を覚えさせてラッキーやヤドランの「でんじは」に対して1回行動を増やせるようにしました。その他、「ふいうち」に対する択にもなり、強力な技だと考えています。
サーナイトを選出しない場合でも戦える場面は多いです。その場合は第五世代でよく見られた死に出しからの有利対面を作れるような選出を目指します。
ウルガモス |
ラムのみ | むしのしらせ | ||||||
だいもんじ | むしのさざめき | めざめるパワー(地面) | ちょうのまい | |||||
ひかえめ | 161(4)-*-86(4)-204(248)-125-152(252) |
個体値:31-0-31-30-30-31
・C最大
・S全振り
・余りをH、BにHPが奇数になるよう振り分け
サーナイトとパルシェンが共通して苦手な相手である鋼タイプに強いウルガモスを3匹目に採用しました。パルシェンの苦手なクレセリアやギルガルドに強く、サーナイトが倒れた後パルシェンと併せて相手を倒しきるのが狙いです。サーナイトで起点を作って即座にウルガモスを出す場合もあります。
持ち物は「ラムのみ」を選択。これにより「でんじは」や「いばる」に対して1ターン行動を許されやすく、サーナイトの「アンコール」で展開するパターンを増やせます。
採用理由から「ちょうのまい」をまず覚えさせ、鋼タイプを倒すための炎技として「だいもんじ」を選択。これはパルシェンで勝ちづらいクレッフィやギルガルドに少しでも大ダメージを与えたいと考えたからです。クレセリアやヤドランを倒すために「むしのさざめき」を覚えさせ、最後の技は「めざめるパワー(地面)」としてクレセリアとセットで繰り出されやすいヒードランを倒す手段としました。
配分は「だいもんじ」の威力を少しでも高めるために性格補正をCにかけ、Sに性格補正をかけていないメガガルーラを抜ける確率を高めるために準速としました。
カバルドン |
ゴツゴツメット | すなおこし | ||||||
じしん | がんせきふうじ | あくび | ステルスロック | |||||
わんぱく | 215(252)-132-187(252)-*-93(4)-67 |
・HB最大
・余り4をD(総合耐久力上昇のため)
サーナイトだけで起点作りを行うのは危険だと判断したため起点作成役として優秀で、かつサーナイトの苦手とするメガクチートへの対抗策を兼ねてカバルドンを採用しました。
クチートに対抗するべく防御力は可能な限り欲しかったためBを最大としました。これによりパルシェンを選出しない場合での地面タイプへの後出しやバシャーモやエンテイなど炎タイプの物理攻撃に対して繰り出せるポケモンとして活躍させやすくなります。
仮想敵をクチートとしているため「じしん」を覚えさせました。また、ファイアローにも抗いたいため「がんせきふうじ」も覚えさせ、後続のポケモンとの兼ね合いをより良くしました。起点作成要員としての役割をこなすための「あくび」と「ステルスロック」も必要で、自然と4つの技が決まりました。
メガゲンガー |
ゲンガナイト | ふゆう→かげふみ | ||||||
シャドーボール | ヘドロばくだん | みがわり | みちづれ | |||||
おくびょう | 135-*-101(4)-222(252)-115-200(252) |
・最速
・C全振り
・余り4をB(物理攻撃の先制技に対するダメージをずらすため)
パルシェンやウルガモスはメガガルーラに強いとはいえず、カバルドンも「れいとうビーム」や「ひみつのちから」を考慮すると対ガルーラを一任するのはやや不安が残ります。そこでメガゲンガーを採用しガルーラへの対抗策としました。
基本的にガルーラに対して「みちづれ」を使って倒したいです。また、メガゲンガーで苦手なポケモンを倒してからどのポケモンで全抜きするかを考えて立ち回る、ということも可能です。カバルドンの「あくび」から展開するという勝ち筋も強力なため「みがわり」も覚えさせました。
メガゲンガーに隙を見せたくないことから最低限同速勝負ができる最速での採用としました。また、パーティ全体でマリルリを苦手とするため対抗策として「ヘドロばくだん」を覚えさせ、それに伴い少しでもマリルリにダメージを与えたいことからCも最大とし、耐久力は伸ばしませんでした。
ボルトロス(化身) |
オボンのみ | いたずらごころ | ||||||
10まんボルト | きあいだま | ちょうはつ | わるだくみ | |||||
ずぶとい | 184(236)-*-132(240)-145-101(4)-135(28) |
・「オボンのみ」の回復量効率を重視し4nへ調整
・【+6】【ちからもち】A112マリルリの「アクアジェット」耐え
・最速70族抜き
・余りをC、Dに振り分け
6匹目として「ちょうはつ」で起点作成、「わるだくみ」で自らもエースとして運用ができる化身ボルトロスを採用しました。どのポケモンとも兼ね合いの良い優秀なポケモンです。
これ以上マリルリに隙を見せてはならないと思ったためBを伸ばしました。その後の先制技を少しでも耐えるように「オボンのみ」を持たせました。メガガルーラと撃ちあう際にも重宝します。
技についてはメインウェポンとなる「10まんボルト」を採用し、最後の技は「きあいだま」を覚えさせました。パーティ全体が地面タイプにそこそこ強めであることから良く採用される技である「めざめるパワー(氷)」の必要性が薄いと感じたことと、サーナイトのCが低いためラッキーとメガヤドランの組み合わせが厳しいと感じたことからそれらを崩す役目を与えたかったのが理由です。一長一短ではありますがこのパーティはバンギラスを苦手とするポケモンが多く入っているためその対抗策となる点においては優秀です。
解説は以上です。
最後までお読み下さり、ありがとうございました!