第2回真皇杯九州予選で使用したパーティです。
結果は予選Eブロックを6-1で1位通過、決勝トーナメントを2-1でベスト8でした。
使用したパーティの解説記事を載せます。
メガゲンガー |
ゲンガナイト | ふゆう→かげふみ | ||||||
ヘドロばくだん | シャドーボール | こごえるかぜ | みちづれ | |||||
ひかえめ | 167(252)-*-100-209-125(76)-173(180) | |||||||
ガブリアス |
こだわりハチマキ | さめはだ | ||||||
げきりん | じしん | ダブルチョップ | ストーンエッジ | |||||
ようき | 183-182(252)-115-*-106(4)-169(252) | |||||||
スイクン |
カゴのみ | プレッシャー | ||||||
ねっとう | れいとうビーム | めいそう | ねむる | |||||
ずぶとい | 207(252)-*-176(196)-114(28)-136(4)-109(28) | |||||||
ボルトロス(けしん) |
オボンのみ | いたずらごころ | ||||||
10まんボルト | めざめるパワー(こおり) | ちょうはつ | わるだくみ | |||||
おくびょう | 172(140)-*-92(16)-158(100)-100-179(252) | |||||||
ファイアロー |
いのちのたま | はやてのつばさ | ||||||
ブレイブバード | フレアドライブ | ちょうはつ | おいかぜ | |||||
いじっぱり | 153-146(252)-84(4)-*-89-178(252) | |||||||
メガガルーラ |
ガルーラナイト | きもったま→おやこあい | ||||||
すてみタックル | ねこだまし | ほのおのパンチ | れいとうパンチ | |||||
ようき | 181(4)-177(252)-120-*-120-167(252) | |||||||
<基本コンセプト>
むーさんに描いてもらった真皇杯TOPイラストの6匹をそのままパーティとして使おうと思いました。
そんな中で耐久に振ったメガゲンガーを使ってみたいと思い、良い使い方が無いか模索していたところ仮眠厨さんの構築に感銘を受けて似たコンセプトでパーティを構築することにしました。
参考:http://kaminnpokemonn6540.blog.fc2.com/blog-entry-590.html
<個別解説>
メガゲンガー |
ゲンガナイト | ふゆう→かげふみ | ||||||
ヘドロばくだん | シャドーボール | こごえるかぜ | みちづれ | |||||
ひかえめ | 167(252)-*-100-209-125(76)-173(180) |
構築の軸であるメガゲンガーです。多くのポケモンと1-1交換をし、残りのポケモンで詰めるプランを立てていきます。
「みがわり」が入っているゲンガーと扱い方はかなり異なっており、メガシンカしないポケモンに対しても積極的に「みちづれ」を使っていきます。サイクル系の構築に対してもメガゲンガーでサイクルを切るのではなく他のポケモンを通すことを優先させることが多いです。
選出する場合は残り2匹の選択が非常に重要となり、相手の選出によってどのポケモンと刺し違えるかを考えなくてはならないため1-1交換を狙うといったことをするだけでなくある程度交代を意識して相手の選出を割るような立ち回りも求められます。そういった意味では立ち回りは対面構築のそれとは違うものが求められているようにも感じますが、基本的には対面への役割を遂行し後続の出し方で本来の相性関係をひっくり返せるように戦うのがコンセプトとして強いのでそれを目指して戦います。
Bに努力値を割いておらずメガシンカしないとメガガルーラより遅いので基本的には序盤でメガシンカできるよう展開していきます。
ガブリアス |
こだわりハチマキ | さめはだ | ||||||
げきりん | じしん | ダブルチョップ | ストーンエッジ | |||||
ようき | 183-182(252)-115-*-106(4)-169(252) |
短期決戦を狙う「こだわりハチマキ」を持たせたガブリアスの採用です。メガゲンガーでペースを握るよりもメガガルーラを選出し役割集中で崩すプランの方が戦いやすいと判断した場合はガルーラと同時選出することになるのですが、その際相手のガルーラに対して後続の「ゴツゴツメット」持ちのポケモンごと負担を単体で与えやすいと判断したことから素早さに補正をかけた「こだわりハチマキ」を持たせたガブリアスを採用することになりました。
ゲンガーでフェアリーを倒してから一貫を取るように戦いますが、相手の「こだわりスカーフ」を持つガブリアスに「げきりん」を撃たせるリスクを追わせにくいパーティであることから持ち物は「きあいのタスキ」や「こだわりスカーフ」も選択肢として有力です。
序盤で相手に負担をかけにいくのが基本ですが、ファイアローの「おいかぜ」と併せて中盤でアドバンテージを取りに行くこともあります。
スイクン |
カゴのみ | プレッシャー | ||||||
ねっとう | れいとうビーム | めいそう | ねむる | |||||
ずぶとい | 207(252)-*-176(196)-114(28)-136(4)-109(28) |
強力な詰め筋となる「めいそう」を覚えたスイクンの採用です。「カゴのみ」を持たせることでカバルドンなどに対する抑止力にもなります。特に「れいとうビーム」も「ひみつのちから」も無いガルーラを採用しているだけでなくメガゲンガーに「おにび」も「みがわり」も採用していないためカバルドンが非常に厳しいパーティなのですが、「カゴのみ」を持ったスイクンはカバルドンに耐性のあるポケモンとして役立ちます。
重い特殊技を使うドラゴンタイプに対して非常に重要な駒となり、終盤の詰め以外で使う場合は残り体力管理には非常に気を使います。
ボルトロス(けしん) |
オボンのみ | いたずらごころ | ||||||
10まんボルト | めざめるパワー(こおり) | ちょうはつ | わるだくみ | |||||
おくびょう | 172(140)-*-92(16)-158(100)-100-179(252) |
対面構築と呼ばれるようなスダンダードなパーティは所謂害悪構築といった回避に特化した起点構築を苦手とするのでその対策として有効かつ汎用性の高いアタッカーである化身ボルトロスを採用しました。
対面構築ミラーにおいても選出機会の多いポケモンなので最速にし、崩しとして活躍させやすいような配分にしました。
ファイアロー |
いのちのたま | はやてのつばさ | ||||||
ブレイブバード | フレアドライブ | ちょうはつ | おいかぜ | |||||
いじっぱり | 153-146(252)-84(4)-*-89-178(252) |
「こだわりハチマキ」を使うガブリアスをサポートする手段として「おいかぜ」を覚えたファイアローを採用しました。
中盤から相手を畳み掛ける他、キングドラやドリュウズが入っているパーティに対しても汎用性の高い選出が出来る点で魅力的でした。
バンギラスに「りゅうのまい」を使われるだけで詰みかねないのでそれを防止する手段として「ちょうはつ」を採用。「おいかぜ」を使いながらなるべく相手に負担を与えつつ倒れるという立ち回りにマッチしている「いのちのたま」を持たせました。
バシャーモが入っている、かつ「ゴツゴツメット」を持つポケモンを採用しないパーティに対する性能は抜群ですが、選出できるパーティが少ないのが欠点です。そういった意味ではもっと汎用性のある型に変更するべきかもしれません。
メガガルーラ |
ガルーラナイト | きもったま→おやこあい | ||||||
すてみタックル | ねこだまし | ほのおのパンチ | れいとうパンチ | |||||
ようき | 181(4)-177(252)-120-*-120-167(252) |
ゲンガーで1-1を取らずとも高速アタッカーで畳み掛けられるようなパーティに対して汎用性の高い選出パターンが組めるガルーラを6匹目として採用しました。
ガブリアスが重たいので「れいとうパンチ」、ナットレイも見たいので「ほのおのパンチ」を覚えさせ、最後の技には「すてみタックル」と「ねこだまし」を覚えさせ対面の相手のHPを削ることに特化させます。相手が「ゴツゴツメット」を持つポケモンを選出したとしてもスイクンを選出しない場合は容赦なく突っ込み、ガブリアスやファイアローの一貫をとることを目指す場合もあります。
解説は以上です。
最後までお読み下さり、ありがとうございました!