シングル・ポケモンカーニバルオフ・シングルの部使用パーティ

8/16(日)に開催された、ポケモンカーニバルオフ・シングルの部で使用したパーティです・・・が、ボクは対戦参加せず運営専門のスタッフだったので、使用したのはエンドーさんです(ロムごと貸しました)。
結果は予選カトレアブロックを7-0で1位通過、決勝トーナメント2-1の3位でした。
詳細を完結に書きます。



   
    



メガゲンガー

ゲンガナイト ふゆう→かげふみ
ヘドロばくだん シャドーボール みがわり みちづれ
おくびょう 135-*-101(4)-222(252)-115-200(252)
メガガルーラ

ガルーラナイト きもったま→おやこあい
すてみタックル ふいうち いわなだれ グロウパンチ
いじっぱり 203(180)-194(252)-120-*-120-130(76)
ガブリアス

こだわりスカーフ さめはだ
げきりん じしん ストーンエッジ ほのおのキバ
いじっぱり 183-200(252)-115-*-106(4)-154(252)
ファイアロー

こだわりハチマキ はやてのつばさ
ブレイブバード フレアドライブ とんぼがえり ねごと
ようき 153-133(252)-92(4)-*-89-195(252)
化身ボルトロス

オボンのみ いたずらごころ
10まんボルト めざめるパワー(氷) くさむすび でんじは
ずぶとい 184(236)-*-133(248)-146(4)-102(16)-132(4)
スイクン

ゴツゴツメット プレッシャー
ねっとう れいとうビーム どくどく ねむる
ずぶとい 207(252)-*-183(252)-110-135-106(4)



<基本コンセプト>



メガゲンガーを採用する」という縛りを設けただけで完成した対面構築のテンプレートのようなパーティです。
元々「ヘドロばくだんシャドーボール・みがわり・みちづれ」のCSメガゲンガーの単体性能の高さによる汎用性に注目しており、明確なシナジーを考慮せずメガゲンガーを使っても強力ではないかと思い、立ち回り次第で最も多くのパーティに勝率を出しうる対面構築に採用することでより戦いやすくなるのではないかという考えに至りました。
特記すべき事項はありません。基本選出としてメガゲンガーorメガガルーラガブリアスorファイアロー・化身ボルトロスorスイクンとすることでかなり広い範囲で戦うことができるような組まれていますが、実際はメガガルーラガブリアスファイアローといった役割集中で相手の数値受けを崩し一貫を取ったり、メガガルーラ・ゲンガー(メガシンカしない)・化身ボルトロスと選出し相手のサイクルを崩壊させて短期決戦を狙ったりするなど、柔軟に選出できるような数値の高いポケモンで構成されています。
シナジーのない所謂グッドスタッフのような構成であるため変則的なギミックに対する妨害手段に乏しかったり、選出を間違えるだけで特定の技が一貫してしまったりすることは少なくありません。



<個別解説>





「強いから」という理由で採用された構築の主軸です。
気付けばパーティに採用されているポケモンであり、補完的な扱い方をすることが多いポケモンというイメージが(ボクは)強いのですが、単体性能の高さからパーティに兼ね合いを考慮せず採用して主力として使うにも充分なスペックを持っていることを見落としがちだったため、今回はその単体性能の高さからスタンダードなパーティに採用して戦うことをメインに据えました。
ヘドロばくだん」はメインウェポンでありパーティ全体で耐性の乏しいフェアリータイプへの迅速な遂行技として、「シャドーボール」は最も通りの良い汎用性の高い技として、「みがわり」は多くの択に対して有利となるような状況で勝ちをより確実なものにする技として、「みちづれ」は数的有利を取り勝ち筋を辿りやすくする技としての採用です。
配分はメガゲンガーで相手を倒すことを意識して最速CS252振りです。他のポケモンとの兼ね合いを考慮しないのであればよりCS配分が優先されるのではないかと考えています。





「強いから」という理由で採用された最も単体性能の高いポケモンの1匹であるメガガルーラ。選出できた時の立ち回りの容易さはシングルバトルの基本を再確認させてくれます。
パーティ全体でガブリアスを苦手とするため「れいとうパンチ」が「いわなだれ」より優先されるのではないかと使いながら感じています(メガヤドランを怯ませながら)





「強いから」という理由で採用されたポケモンですが、役割としてはメガゲンガーを見て出てくる炎タイプへの後出し役、対面構築ミラーで相手に「ねこだまし」を選択させることにリスクを与える役が主なものです。
パーティ全体で数値受けをするポケモンに強くなっているためそれらのポケモンを選出させる役割を持つガブリアスは見せ合いの画面において重要な役割を持ちます。同様の理由で「つるぎのまい」が必要無いため(数値受けをガブリアスで崩す必要が薄い)、対面構築ミラーにおいて強いとされる「こだわりスカーフ」での採用。そしてこのパーティではフィニッシャーを担うことも少なくないため削り手段ではなく一撃で倒す範囲を広げることが重要であることから攻撃に補正をかけての採用となっています。メガゲンガーに「おにび」が無く、ナットレイハッサムの突破手段に乏しいことから「ほのおのキバ」の優先度は「ねごと」よりも高くなっています。




「強いから」という理由で採用されたアタッカーでありフィニッシャーであり削り役でありタイプ相性による後出し役であり、この構築においてファイアローが躊躇なく選出できた場合が最も勝率が高いポケモンだと感じています。
環境により強さの指標がコロコロ変わるポケモンであり、少なくとも「ファイアローが一番弱いのはシングル(キリッ」とか宣ってた以前の自分をぶん殴りたいレベルには評価が高いポケモンとなっています。
良くも悪くも第六世代を象徴するポケモンですね。





「強いから」という理由で採用されたストッパーであり後出し要員でありS操作手段。カバルドンの突破方法が少ないため「くさむすび」が切れませんでした。
構築終盤で採用されるこのポケモンの採用理由ってどんなものが多いのでしょうね。このパーティにおける採用順序は4番目です(メガゲンガーガブリアスファイアロー→化身ボルトロスメガガルーラスイクン)。採用理由として、辛うじてメガゲンガーメガガルーラも「でんじは」と噛み合いが良い型である点が主張できます。





「強いから」という理由で採用されたクッション役。よくブラッキーのPPを枯らしに駆り出されます。汎用性が高いように見えてメタ要素の強いポケモンになってきているのかもしれませんが、それでも数値の高さから想定しない相手への立ち回りも見えやすくする点は魅力だと感じます。
対面構築ミラーで最も輝くポケモンです。そうと割り切るならばもっとCを上げるべきだとも思っています。



解説は以上です。





〜おまけ〜





おれ「対面構築の定義ってなんだと思う?対面での相手に最も有効な技を選択する立ち回りを目指すようなパーティではないよね?」

???「メガガルーラ中心に化身ボルトロススイクンで補完していれば対面構築って呼ぶのだと思います。」

ガブリアスは?」

「欲しいですね」



化身ボルトロスの採用理由がここに見出だせるのかもしれません。

最後までお読み下さり、ありがとうございました。