ダブル・ラティランド雨パ・vol.1.02

やよいオフで使用したパーティをちょっと変えたものです。

このパーティをちょっと変えたものをMDC防衛戦三戦目でみるおさんに託したので公開せずにいました。

結果的にみるおさんがニ連勝したので出番は無く、あまり関係は無かったです・・・



      


ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 特性
ニョロトノ ソクノの実 熱湯 冷凍ビーム 滅びの歌 守る 雨降らし
キングドラ ラムの実 流星群 濁流 身代わり 守る すいすい
ラティオス 拘り眼鏡 流星群 サイコショック トリック 浮遊
ランドロス(霊獣フォルム) 拘りスカーフ 地震 馬鹿力 岩雪崩 トンボ返り 威嚇
ハッサム ゴツゴツメット 虫食い バレットパンチ 羽休め 守る テクニシャン
モロバレル 黒いヘドロ ギガドレイン 目覚めるパワー炎 キノコの胞子 守る 再生力



<基本コンセプト>



ベースはボクがいつも使っているラティランド雨パと同じものです。
(URL:http://d.hatena.ne.jp/meikaizerogin6y/20120828

ですが、メタグロスハッサムに変えて補完の方法を変えました。



ニョロトノ@ソクノの実@雨降らし
熱湯・冷凍ビーム・滅びの歌・守る
控えめ 195(236)-*-103(60)-134(92)-132(92)-94(28)

・冷凍ビームでH155-D130のラティオスを下2つの乱数×2以外で2発
・拘り眼鏡持ちC216FCボルトロスの雷をソクノの実込みで最高乱数以外耐え
・A190メタグロスのA2段階上昇思念の頭突き耐え
・余りS


いつも使っている配分のニョロトノです。トリックルームを使わない雨パが意識しなければならない化身ボルトロスラティオスに対して強めなこの型が最も使いやすいと感じました。
いつも使っている手助けは滅びの歌に変更してラッキーに対する回答の一つとしました。
キングドラで相手の数を減らし辛いため相性はあまり良くないですが、パーティの重要な勝ち筋の一つとして強力な技です。
やよいオフではもう少し耐久に割いたオボンの実を持たせた型を使っていましたが、ソクノの実を持たせて強気に動くことで相手に負担を与えていけるニョロトノの方が使いやすいと感じました。



キングドラ@ラムの実@すいすい
流星群・濁流・身代わり・守る
臆病 151(4)-*-116(4)-146(244)-116(4)-150(252)

・CS、余りをH


ラムの実を持たせたキングドラを採用しました。これは雨選出をする際パーティ全体がキノガッサを苦手としているためキノコの胞子の受け先として強気に動けるようにしたかったという意図があります。
ラムの実で状態異常を防ぎつつ身代わりが強いので採用しました。モロバレルに弱くないポケモンとしても選出が出来ます。
MDCでみるおさんに託したパーティでは身代わりがハイドロポンプになっていました。これは流星群でCが下がった後に出てきたウルガモスに大ダメージを与えるためのものです。



ラティオス@拘り眼鏡
流星群・サイコショック・雷・トリック
臆病 155-*-101(4)-182(252)-130-178(252)

・CS、余りをB


構築の重要なキーパーツであるラティオスです。配分は先制技がパーティに搭載されていることからやや火力を削って耐久に回したものを使っても良かったかも知れません。
MDC防衛戦でみるおさんが使う予定だったパーティのこの枠は霊獣ボルトロスです。
これは相手のウルガモスが凄く重たく、やよいオフでもウルガモスに負けてしまったのでこの枠を別の高火力アタッカーに変えた方が強いのではないかと考えてそうしました。
ラティオスと全く性質が違うポケモンであるためどちらも一長一短であり、甲乙つけがたいものがあります。
やよいオフでは対トリパ以外全て選出しました。



ランドロス(霊獣)@拘りスカーフ@威嚇
地震・馬鹿力・トンボ返り・岩雪崩
陽気 175(84)-180(116)-111(4)-*-107(52)-157(252)

・最速
・A205メタグロスのコメットパンチ+バレットパンチを最高乱数×2耐え
・C200ラティオスの最高乱数以外流星群耐え
・余りAで135-111シャンデラをダブルダメージ地震で確定


耐久に重きを置いた拘りスカーフ持ちのランドロスです。ラティオスを始めとした拘りスカーフ持ちのポケモンを意識した耐久調整となっています。これにより多少強気で動ける場面が増えるので有効な調整だと思っています。
しかしラティオスからは冷凍ビームを受ける可能性もあるためサザンドラまで数値は落としてもいいかも知れません。
やよいオフではASで火力を優先させたものを使いました。



ハッサムゴツゴツメット@テクニシャン
虫食い・バレットパンチ・羽休め・守る
慎重 175(236)-151(4)-122(12)-*-145(252)-86(4)

・HP奇数を維持しつつ【拘り眼鏡】C182ラティオスの流星群×2耐え
・余りA、B、Sに振り分け


この枠はいつもメタグロスで使っている枠でしたが、メタグロスの採用理由としてラティオスに強いという点と、バンギラスに強いという点の二点が挙げられました。
しかしメタグロスを使っていると、メタグロスクレセリアを処理しなければ多い場面が目立ち、メタグロスでは処理に時間がかかってしまうため相手の別のポケモンに撃ち負けるということも珍しくありませんでした。
そこで、クレセリアに対する有効打つポケモンとして、同じ鋼タイプのポケモンであるハッサムを採用することにしました。
バンギラスの岩技は等倍で通してしまうためメタグロスよりもバンギラスに強いポケモンとしては機能しづらいですが、バレットパンチで与えられるダメージが多いです。バンギラスラティオスの流星群やキングドラの濁流で削れていることが多く、メタグロスではバレットパンチを撃つことが多かったためハッサムでも対バンギラスへの負担はあまり変わりませんでした。メタグロスと違って噛み砕くを半減出来る点は素晴らしいです。
配分は可能な限りDに振って対ラティオスへの立ち回りに余裕を持たせました。C200の目覚めるパワー炎も最高乱数×2以外なら2発耐えるためラティオスには非常に強いポケモンとして安心して立ち回れます。
技はメインウェポンの虫食い・バレットパンチ・守るを採用し、ラストの枠と持ち物で悩んでいました。そこで思いついたのが羽休めを覚えたゴツゴツメット持ちのハッサムです。この案はシングルバトルでは広く知られているものですが、ダブルに持ち込んでみました。
これにより、メタグロスを採用した場合に起こるトリックルーム中のシュバルゴが重いという点が解決出来ました。相手がシュバルゴを残すよう立ち回ってきた場合、羽休めで回復させながらゴツゴツメットで消耗させていくことで返り討ちにすることが出来ます。
耐久力がメタグロスよりも圧倒的に低いポケモンなので消耗が激しいため、羽休めは役に立つ場面が多いです。詰めの手段としても有効であり、ハッサムは雨パが苦手とするポケモンの多くに強いためハッサムで相手を詰ませていくという立ち回りが可能になります。
このようにメタグロスとは似ていながらも全く性質が違うポケモンであり、補完として採用したポケモンでありながら主力としても活躍出来るポケモンとしてやよいオフでも大活躍してくれました。やよいオフではHP177のものを使っています。
メタグロスハッサムに変えたことで相手の炎タイプ、特にウルガモスが非常に重たくなってしまっているためMDCでみるおさんに託したパーティはラティオスを霊獣ボルトロスにし目覚めるパワー飛行を覚えさせることで隙を見せづらくしています。
一長一短のポケモンですが、是非使ってみて強さを実感して欲しいイチオシの型です。



モロバレル@黒いヘドロ@再生力
ギガドレイン・目覚めるパワー炎・キノコの胞子・守る
生意気 218(228)-*-119(228)-105-117(52)-32 ※めざ炎

※目覚めるパワー炎個体、ACがU、Sが最遅の2
・A205メタグロスのコメットパンチを黒いヘドロの回復1回と合わせて2発耐え
・C182拘り眼鏡持ちラティオスの流星群耐え


いつも使っている目覚めるパワー炎持ちのモロバレルです。このモロバレルで倒したいナットレイはこのハッサムで戦うことが出来ますが、霊獣ボルトロスナットレイが同時に採用されている雨パにはハッサムを出しづらいことも考えられるので、目覚めるパワー炎はまだまだ必要な技だと考えています。
トリックルーム中のシュバルゴより早く動くため黒い鉄球持ちのものも使っていましたが、ハッサムというシュバルゴに強いポケモンを採用したことでモロバレルでの処理は急がなくても良いため汎用性の高い強力な回復手段である黒いヘドロを持たせています。
どんなパーティにでも選出していける汎用性が素晴らしいポケモンです。グッドスタッフに採用されている耐久重視水ロトムのような立ち位置だと個人的には感じています。
やよいオフでは黒い鉄球持ちのものを使っていました。



パーティ解説は以上です。いつも使っているものとベースは殆ど変わらず、ほぼハッサムの解説になってしまいましたが、是非何かの参考になれば幸いです。
やよいオフでの成績はベスト16止まり、またしても優勝出来なくて悔しかったですがトリックルームを使わない雨パを使いダブルバトルのオフ会で優勝するというのがボクの悲願なのでまだまだパーティに目立つ欠点を改良し続けたいと思います。
ダブルの雨パを考察している方々がいましたら、是非混ぜていただきたいところw


最後までお読み下さり、ありがとうございました!