ドレディア構築考察経過・2

引き続き。キュウコンドレディアクレセリアの穴埋めをしていきます。
一旦テラキオンという結論が出ました。
テラキオンを採用すると、キュウコン構築にありがちな「対炎ポケモン」を強引に見ることができます。
そもそもキュウコンというポケモンは信頼出来る耐久値を持っているポケモンではないため、晴れによって強化された相手の炎ポケモンが止まらないことが多いです。
バシャーモクレセリアで見ることができますが、シャンデラウルガモスクレセリアの天敵です。そこで、素早く対応出来るテラキオンの攻撃範囲の優秀さが光ります。
当然後出しするには不安が残るのである程度テラキオンに依存しない形を取りたいです。
キュウコンが炎ポケモンであるため、ある程度炎耐性がある炎ポケモン以外の選択肢を考えていきたい。
また、キュウコンテラキオン共に地面タイプを苦手とするためどちらもカバー出来る水タイプのポケモンに着目したいですね。


・威嚇がありドリュウズに強い
・水技が無くとも役割が遂行しやすい(地震、氷の牙)
・浮いており地面に耐性がある

キュウコンの相方としてこの上ない性能を持っているポケモンギャラドスです。相手の水ポケモン自体にも強めなためドレディア自身の負担を減らせる他対ドラゴンもいい感じに穴埋めをしてくれるポケモンです。
エースとしての役割が任せられるためテラキオンとの相性も良いのが見逃せません。


・浮いておりドリュウズにも強く打点がある
ボルトチェンジが使えるためキュウコンの天候変化と相性が良い
・一撃で倒されることが少なく、電磁波を使うことで相手の全抜きエースのストッパーとして機能する

ギャラドスと違い、晴れ状態の炎ポケモンに対してハイドロポンプを撃たなくてはならないため若干使いづらいですが、攻撃を1発耐えて電磁波をすることでストッパーとなれます。
キュウコンの毒や催眠とはアンチシナジーしますが、その場合は麻痺状態でクレセリアとの対面を目指します。クレセリアは相手が麻痺状態でも十二分に機能するポケモンです。
晴れ状態の目覚めるパワー炎でキノガッサを1撃で倒せるので地雷要素として仕込むと面白いかも知れません。
ギャラドスと違ってドラゴンに隙を見せやすい点は気をつけたいです。


・受け回しに強い
・相手が毒状態での再生回復が非常に強力
・晴れ以外の天候を纏めて相手にしやすい


相手を受け回すという点で再生回復が出来るという点と、対砂、雨にある程度安心して繰り出せるという点が魅力です。
しかし地面の一貫性が消せないというところとウルガモスシャンデラにあまり有利ではないという点には気をつけたいです。格闘の一貫を消せるためクレセリアの負担が減るのは大きいです。


・電気の一貫性を消せる
ステルスロックを覚えるためテラキオンの技選択肢が増える
・吠える+欠伸が使えるためステロと合わせてループ
ラティオスに打点があるためカバルドン相手に腐り辛い


ラグラージにしか出来無いことは多々ありますが、草タイプやユキノオーが苦手ということを考えるとキュウコンとは相性が良いポケモンだといえます。交代を強要しやすいパーティなためステルスロックや欠伸は相性が良く、ドレディアと組ませても強力です。
相手のドラゴンが一貫してしまう点、そしてボルトロスから草技をもらってしまうことを考えると安定してるとはいえない点が厳しいです。
バンギラスに圧倒的に強い点が魅力ですね。



水タイプについては採用するポケモンによってパーティコンセプトが変わってきます。補完としての採用でもメイン選出に組み込みやすいほど汎用性があるポケモンが揃っています。
ポケモンは対砂が安定しているポケモンとそうでないポケモンの差が激しいため一概に対砂枠として機能するか怪しいのが困りどころです。それでもカバルドンに打点があるのは大きいですし、対応範囲が広いポケモン、耐久に信頼をおけるポケモンが多いため相手のストッパーとしての機能もしやすいです。
キュウコンと同時選出して腐り辛いポケモンを優先的に採用したいですね。
キュウコン・水・クレセリア というクッションとしての役目がおける選出が出来るようにしたいところです。
勿論メタのメタを貼りたい場合はこの限りではありません。


晴れにおいて炎を任せる枠が水ではないとするならば対砂枠をある程度見れるポケモンだと意識すると構築にすんなりと組み込めるのではないかと思います。