メタモンについての調整


メタモンの調整についてに纏めます。



メタモンこだわりスカーフ@かわりもの
変身
生意気 155(252)-54-87(152)-*-89(104)-48
※目覚めるパワー岩70、個体値31-3-30-3-30-2

・最遅、かつH全振り
・B<DとなるB最大値


メタモンの変わり者は場に出た時に発動する特性で、すぐ相手に変身してしまいます。
拘りスカーフを持たせると変身したポケモンの能力値をコピーし、そのコピーした能力に拘りスカーフのS上昇が上乗せさせられるためメタモンで変身して同じポケモンが並べば基本的に先手が取れます。
先手が取れない場合は相手のスカーフ持ちのポケモンで同速の場合などで、基本的に一方的に不利になりにくいです。
変わり者は能力の変化分もコピーするので例えばパルシェンウルガモスカイリューなどの積み技を持つポケモンが積み技を使ってこちらのポケモンを倒した後メタモンを出すことが出来ればそれをコピー、さらにスカーフで高い確率で先制が取れるため、パーティに1匹メタモンがいるだけでS上昇を含む積み技を使うポケモンのストッパーになることが出来ます。
つまりメタモンは変身する前提なので殆どメタモン自体の能力を必要としません。
HPだけはメタモンのものが変身した後もメタモンのHPとなるため、HPは最大にしておくべきです。
このメタモンは目覚めるパワー岩、かつ最遅でB<DとなるBの最大値という調整を施しています。
目覚めるパワー岩の理由は相手の目覚めるパワー持ちに対するストッパーとしてです。
メタモンが変わり者で変身したポケモンの目覚めるパワーを使うときに決まる目覚めるパワーのタイプ・威力はメタモン自体の個体値が適応されます。目覚めるパワーを持つポケモンに変身することを意識するのであればメタモン個体値をいじってタイプを調整することが出来ます。
ボクの個人的な感想だとメタモンは氷が一番汎用性があって、最も変身した時に幅広く対応出来るんじゃないかと思っていたのですが、岩というタイプはウルガモスに変身した場合のアドが大きく、パルシェンボルトロスなど目覚めるパワーを使うポケモンの弱点が突ける点で氷よりも優秀な部分があります。
拘りスカーフをもたせているため岩技で拘るということをあまりしたくないのですが、この例として挙げているメタモンは対面での突破orストッパーとして機能すれば良いため多少使いづらくても弱点を付ける岩が活躍する機会が多いと判断しています。
メタモンの目覚めるパワーのタイプはパーティによって適しているタイプが異なると思います。

次に最遅の理由ですが、これは変わり者がSの順番で発動する特性なため、相手の威嚇を考慮してのものです。シングルバトルではあまり見ませんが、威嚇が使えるポケモンを並べて眺めたところカポエラーのSが90となっており、威嚇カポエラーに変身し、相手よりも遅ければカポエラーの威嚇が先に発動し、変身前のメタモンの攻撃が下がる→メタモンが変身しカポエラーの能力をコピー・・・つまりこれで威嚇で下がった分を元に戻せます。そしてメタモンの威嚇が発動・・・と恩恵だらけです。カポエラーより遅い威嚇も勿論いますが、スカーフを持たせる以上S90を上回るのは危険だと考えたため例では可能な限りSを落としています。
無振りクチートがS70なためクチートに変身すると威嚇を入れられてしまいます。


最遅の理由のもう1つがメタモンミラーです。
メタモンが初手で同時に選出された、もしくは相手の自主退場などで同時に場に出た場合は、メタモン同士のSを比べてSが早いメタモンが相手のメタモンに変身し、遅い方のメタモンは変身しません。しかもこの場合、メタモンに変身したメタモンは変身のPPが5になってしまいます。そしてメタモン同士が変身を撃ちあうとどちらも失敗します。
つまりメタモンミラーにおいてメタモン同士が居座って変身を撃ちあった場合早いメタモンが先に変身のPPが切れて悪足掻きを撃つことになります。この場合はメタモンを悪足掻き3発で倒せるメタモンが撃ち合いでは勝てるのですが、メタモンが悪足掻きを撃つ場合悪足掻きを受ける場合が居座るということは考えにくいので読み合いがそこで生じる。悪足掻き読みで交代か、それ読みの交代での居座りか、ということです。
結局遅いメタモンの方が択を決めやすいということもあり、メタモンはSを遅い方がミラーでは有利だといえ、かつ自分の能力が相手にコピーされることを想定するとメタモンのAは可能な限りおとしておくべきでしょう。Sほど大切ではないと判断したため性格補正はAではなくSを落としました。
とはいえ、メタモンミラーは殆ど起こりうらないため些細な差ではありますが、能力が自由な分これで調整出来ればよいと思いました。
後はダウンロード意識でB<Dとしました。メタモンよりもダウンロードポケモンの方が素早く、変身する前にダウンロードされる可能性はあるためこれはそこそこ重要な調整なのでは無いかと思いました。



素早さを調整することでユキノオーバンギラスの出た時に発動する特性を持つポケモンの素早さを判別出来る場合がありますので、素早さを伸ばす調整も考えられます。
その場合はメタモンの可能な素早さ範囲でどれだけのポケモンを意識するのかを考えて素早さを決定する必要があります。



以上です。追加で何か気付いた点がありましたら随時加筆します。