カバドリは強いパーティだと知っていながらも、ボクの好みのパーティではないため積極的に使ったわけではありませんでしたが、使った中で最も自分の肌に合うのがコレでした。
BWの終焉、BW2に向かっていく中で最後にたくさん結果出して終わろうということで、このパーティをずっと使っていました。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
カバルドン | オボンの実 | 地震 | 氷の牙 | 欠伸 | ステルスロック | 砂起こし |
ドリュウズ | 命の珠 | 地震 | 岩雪崩 | 剣の舞 | 身代り | 砂かき |
ラティオス | 拘り眼鏡 | 流星群 | 竜の波動 | 波乗り | トリック | 浮遊 |
ハッサム | オッカの実 | トンボ帰り | バレットパンチ | 剣の舞 | 羽休め | テクニシャン |
パルシェン | 気合の襷 | 氷柱針 | ロックブラスト | 毒びし | 殻を破る | スキルリンク |
ボルトロス | 食べ残し | 10万ボルト | 目覚めるパワー飛行 | 身代り | 守る | 悪戯心 |
<基本コンセプト>
カバドリの苦手なキノガッサ・グライオンを倒せる枠としてパルシェンはよく採用されます。
それに加えて、身代り守る+食べ残しを持たせたボルトロスとパルシェンに毒びしを覚えさせて組み合わせる「毒びしパルボルト」のギミックを採用することで受けループや雨パを見ることが出来るのでそれなりに自然に組み込みやすいかなーと思って使いました。
パルシェンを採用することで余計にローブシンが重たくなるのですが、それはボルトロスを火力重視の配分にし目覚めるパワー飛行を覚えさせることである程度カバーするようにしました。ついでにユキノオーが処理しやすくなるという副産物も。
あまりカバドリは好きではなかったのですが何となくパルシェンが使いたくなって組みました。
とはいえ既存の構築の延長上でしか無いので目新しい要素はありません。
<個別解説>
●カバルドン@オボンの実
地震・氷の牙・欠伸・ステルスロック
腕白 212(228)-132-162(76)-*-118(204)-62
※素早さ個体値20、21
その他の調整先参考:http://d.hatena.ne.jp/ramiru0609/20110706/1309977989
欠伸・ステルスロックが最低限の遂行技として必要です。
ボルトロスにカバ単体で勝ちたいため氷の牙は切れず、パルボルトだと相手のドリュウズに勝てないため必然的に地震も必要になりました。
ボルトロスが一応相手の積みポケの暴走の抑止力にもなっている(電磁波、挑発を警戒させられる)点もあるため吠えるの優先度は低めで良いのかなとか。
配分は色々とやりたいことがまとめて出来るこの配分に落ち着いています。
どちらかと言うと対ボルトロスということを考えてB165-D110ではなくこちらを取りました。
212-133-165-79-113-70
という個体も愛用しており、気分によって使い分けていました。
●ドリュウズ@命の珠
地震・岩雪崩・剣の舞・身代り
陽気 185-187(252)-81(4)-*-85-154(252)
・陽気AS基準、余り4をBに
最早語るまでも無いテンプレの型。
バシャーモを意識して陽気にしています。主な選出機会は3タテ出来そうなパーティと対ボルトロス、バシャーモ。
相手にドリュウズがいた場合の選出もそれなりに考えられるので風船もアリかなと思います。命の珠を持たせる場合は他に割く努力値も無いかなと。
キノガッサはパルシェンとボルトロスで圧力がかかっているだけでなく、身代りを残されても胞子にボルトロスの身代りを合わせればループを抜け出せるためドリュウズをキノガッサに抗う構成にする必要は無いと思いました。
●ラティオス@拘り眼鏡
流星群・竜の波動・波乗り・トリック
臆病 155-*-101(4)-182(252)-130-178(252)
・臆病CS、余り4をBに
ロトムが重いだけでなく、パルシェンがハイドロポンプを覚えていないことによってヒードランも重たいのでこのポケモンで強引に倒すしかないです。
一番重たいロトムを見ると身代りを搭載し電磁波を回避したいですが、トリックで崩したいポケモンは少なくないのでテンプレである拘り眼鏡持ちの構成に。
ロトムを見た場合は初手にハッサムをおき、トンボ帰りからラティオスに繋ぎ流星群orトリックで崩していきます。
ヒードラン+水無効(貯水、乾燥肌)の組み合わせがそれなりに不利な読み合いに勝たなくてはならないため拘り眼鏡を持たせない型も採用したいですが命の珠をドリュウズに渡しているので難しいところです。
●ハッサム@オッカの実@テクニシャン
トンボ帰り・バレットパンチ・剣の舞・羽休め
呑気 175(236)-150-136(28)-*-131(244)-63
・16n-1
・A182ガブリアスの地震を上から2つの乱数を2回連続で引かない限り2発耐え
・拘りハチマキ持ちA204カイリューの逆鱗を上から2つの乱数を2回連続で引かない限り2発耐え
・拘り眼鏡持ちC182ラティオスの波乗りを最高乱数+上から2つの乱数引かない限り2発耐え
対ユキノオー枠。めざ炎持ちや耐久配分などが増えたため昔ほどの圧力がかけられませんがやっぱりワンクッション置く枠として必要だと痛感します。
ナットレイにするとテラキオンが物凄く辛くなるため鋼枠はハッサムの方が好きですね。
相手のガブリアスを意識するとハッサムからラティオスに繋ぎたいためオッカの実持ちの耐久配分にしました。
ロトム(とマンムー)に対して初手から削りつつ後続で縛る使い方で戦うからこそラティオスと組み合わせるハッサムは耐久寄りの配分のが使いやすいと感じます。
配分は最早テンプレートなので書くことはありません。物理と特殊をバランス良く受けられるお世話になっている配分です。
強いて言うなら対ロトムで重宝するためパルシェンやボルトロスがいる分他のドラゴンには厚くする必要が無いためB125-D140の配分でも良いかと思ったのですが、マンムーに対して初手からトンボ帰りを選択したいため物理耐久高めの配分にしました。
●パルシェン@気合のタスキ@スキルリンク
氷柱針・ロックブラスト・毒びし・殻を破る
陽気 126(4)-147(252)-200-*-65-134(252)
・陽気AS基準、余り4をHに
毒びしパルシェン+ボルトロスのギミックの主軸となるポケモンです。
詳しくはくりっぷさんのブログ(http://d.hatena.ne.jp/kurippu040/20111208)を参照に。
自らが攻撃の始点となることもあるため非常に強力な決定力です。
気合のタスキがカバルドンとアンチシナジー気味ではあるものの、ボルトロスと一緒に選出せずとも活躍するので選出回数は多めです。
ハイドロポンプを採用していないためヒードランに若干弱めなのが気になるところではありますが他に切る技も無いためそのまま一番汎用性のある形に。
●ボルトロス@食べ残し
10万ボルト・目覚めるパワー飛行・身代り・守る
臆病 155(8)-*-90-176(248)-100-179(252)
※目覚めるパワー飛行個体、S以外U
・臆病CSの基準、余りをHに
CS振り。更に目覚めるパワー飛行を搭載することでローブシンやユキノオーの相手がしやすいのではないかと。
ガブリアスに対して遂行出来る目覚めるパワー氷も考えましたがパルシェンと範囲が被っていますし、パルシェンがいる関係上ローブシンを相手することが非常に多いと感じたので氷ではなく飛行にしました。
ローブシンに対して、ハッサムのトンボ帰り→ボルトロスの目覚めるパワー飛行で倒せる確率を上げるため(砂ダメがあるならほぼ確実に倒せます)耐久には振らず火力を重視しました。
ローブシンを想定するなら守るや身代りで相手の火炎玉などの定数ダメージを蓄積すれば自然と10万ボルトだけでいけそうですが、対ユキノオーなどの範囲も考慮してC寄りの目覚めるパワー飛行としました。
火力が高いためこちらも選出回数は多めで、パルシェンと合わせて攻撃範囲も抜群なので毒びしを使わずとも幅広く戦えます。
以上です。オフでは一度も使いませんでしたがそれなりに成績が良いパーティだったので何番煎じかはわかりませんが記事にしました。
何かの参考になれば幸いです。
BW2でも益々シングルは楽しくなるハズなので期待に胸を膨らましつつ、これからもシングルのパーティを考えて使って行きたいですね。