そういえば書いてなかったので。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 特性 |
バンギラス | 気合のタスキ | 悪の波動 | 火炎放射 | 冷凍ビーム | 電磁波 | 砂起こし |
ガブリアス | 光の粉 | ダブルチョップ | 炎のキバ | 剣の舞 | 身代わり | 砂隠れ |
アグノム | 氷のジュエル | 冷凍パンチ | 炎のパンチ | 挑発 | 大爆発 | 浮遊 |
ウルガモス | ラムの実 | 火炎放射 | 虫のさざめき | 目覚めるパワー氷 | 蝶の舞 | 炎の体 |
ローブシン | 火炎玉 | ドレインパンチ | 空元気 | しっぺ返し | マッハパンチ | 根性 |
ロトム(ウォッシュ) | オボンの実 | ハイドロポンプ | ボルトチェンジ | 目覚めるパワー氷 | 電磁波 | 浮遊 |
<基本コンセプト>
所謂「電磁波砂パ」というやつです。
http://d.hatena.ne.jp/meikaizerogin6y/20110929
↑このパーティベースにして作りました。微粒オフのパーティ。
バンギラスで電磁波して、ガブリアスを出して身代わりして剣の舞して・・・
簡単で強いパーティです。残りのポケモンは穴埋めとしていれてあります。
このパーティでのポイントは鋼ポケモンが存在しないというところでしょうか。
ラティオスには流星群を撃たせ、ガブリアスには逆鱗を撃たせる。
そういったドラゴン技を撃ったドラゴンポケモンが起点になればいいかな、などと考えて構築していきました。
●バンギラス@気合のタスキ
悪の波動・火炎放射・冷凍ビーム・電磁波
臆病 175-*-131(4)-147(252)-120-124(252)
・臆病CS、余り4をBに
電磁波砂パ、ということでまずはバンギラスで砂嵐を起こしてもらいます。電磁波を使うため、ここはカバルドンでは成立しません。
バンギラスは弱点が多いポケモンなので耐久が多くても1撃で倒されてしまう危険があります。そこで、持ち物を気合のタスキにして確実に1回は電磁波が撃てるようにしました。
気合のタスキならば1度は動ければ良いので努力値配分は耐久の面は無視して火力重視にするように。基本的に先発で選出して電磁波を使います。少しでも多くのポケモンに電磁波を撃つために最速にすることもここで決定。
そして技ですが、まず電磁波が効かない地面タイプのポケモンへの打点として氷技が入ります。冷凍パンチか冷凍ビームです。特殊型にするか物理型にするかでまだこの時点では決定ではない。
続いて電磁波砂パといえばガブリアスを主力にするので、ガブリアスの比較的苦手な相手である鋼タイプにバンギラスで予め少しでも多くダメージを与えておきたいという考えから次の技は炎技にすることに決定。炎のパンチor大文字になりますが、ガブリアスにとって辛い相手であるエアームドの存在を考慮すると、物理技よりも特殊技にしたいので性格・配分を臆病CSにして大文字・・・といきたいところですが、大文字は命中率が不安で、かつこのバンギラスは相手のポケモンを「倒す」のではなく「削る」ポケモンであり、ガブリアスとセットで使うことを考えると、火炎放射の安定感と大文字の削り性能のどちらを取るかと考えた時に火炎放射の方が理に適っているのではないかと考えて、大文字ではなく火炎放射を採用することにしました。
最後の技は色々と悩みました。最初は挑発にしてカバルドンなどを牽制しようとしていたのですが、水ロトムやブルンゲルと対面したときに攻撃技が火炎放射と冷凍ビームだけだとあまりにもダメージが乏しく、ガブリアスで削り切るのに負担が増えてしまうといったことが不安になったので、ここは悪の波動に変えました。これによって多少パーティ全体で苦しい相手でも電磁波の麻痺と悪の波動の怯みで強引に突破・・・という多少無茶な勝ち筋を拾いにいくことも可能となります。
この枠は他にも選択肢がありそうですが、挑発よりは悪の波動の方が使い心地が良かったです。
●ガブリアス@光の粉
ダブルチョップ・炎のキバ・剣の舞・身代わり
陽気 205(172)-161(84)-115-*-105-169(252)
・陽気最速
・身代わりがラッキーの地球投げを耐える
・余りA
主力ポケモンです。主にバンギラスで電磁波をした後、相手に倒してもらい、ガブリアスを出して身代わりと剣の舞を使って全抜きを狙います。
配分は身代わりを使う以上素早い方が強力なため最速。残りは全て火力に回そうと思ったのですが、どうせ剣の舞を2〜3回積んで戦うポケモンですし、ラッキー+グライオンのような受けループを相手にするときにラッキーも起点に出来た方が良いと思ったこともあり、HPは205にして身代わりがラッキーの地球投げを耐えるようにしました。これでラッキーから毒毒が飛んでこようが安心して居座れるので剣の舞を積みにいけます。残りも耐久に振っても良いですが、特に明確なラインが思いつかなかったので全て火力に回しました。
技は以上の通り剣の舞・身代わりがすでに基本構築として組み込まれています。そして逆鱗はこの構成では打ちたくありません。行動の自由度を減らすといくらでも突破される機会を作ってしまいますし、基本的に居座るので逆鱗によって混乱するのはまずい。よってメインウェポンはダブルチョップにしました。こっちの方が身代わりを使うグライオンやラッキーやキノガッサを突破出来るのでドラゴンクローよりも採用する価値があるのではないかと思います。
ラストは地震がセオリーですが、エアームドを突破出来る炎のキバを採用してみました。これによりドラゴンタイプの処理をエアームドに任せているパーティはガブリアス1匹で突破出来るようになります。
しかし、ここは地震で素直によかったと思います。理由は相手のバンギラスに打点が無く、冷凍ビームなどの氷技を避けるしかなくなった場合圧倒的にこちらが不利になってしまうからです。また、メタグロスを倒すのも難しくなりますし、命中率100%の技が無く常にリスクを負いながら戦わなければならないので地震の安定感は欲しかった。
実際にも炎のキバよりも地震が欲しい場面の方が多かったのでここは構築ミスだと思います。
●アグノム@氷のジュエル
炎のパンチ・冷凍パンチ・挑発・大爆発
陽気 151(4)-177(252)-90-*-90-183(252)
・陽気AS、余り4をHに
ラティオスより素早く、かつ有効打があるポケモンであり、ハッサムが殴れるポケモンであり、素早く挑発が撃てるということでアグノムを採用してみました。
最近殻を破るなどの積み技により相手を突破する技がシングルでも増えてきているのでパーティ内に1匹は挑発が欲しいと考えました。
流行っているカバルドン+ドリュウズに対してカバルドンに挑発を使えかつタイプ一致地震を食らわず、冷凍パンチでせめていけ、後続としてよく出てくるハッサム+ラティオスに打点があるポケモンはこいつだけかなと思いました。
また、拘り眼鏡をトリックしてその間に積み技を使って起点にする・・・といった方法も拘りをトリックされた後、大爆発を使い起点にされるのを防ぐことが出来るのもこのポケモンにしか出来無い芸当の一つです。
以上がアグノムの採用理由の全てであり、技・配分も自然と決まって来ました。持ち物が氷のジュエルなのは、ジュエル冷凍パンチで砂ダメージ込みで耐久に振られていないラティオスが確定で落ちるからです。かつては命の珠で使っていたこともありますが、どちらでも良いような気がするのでまだ結論に達していません。
技は冷凍パンチ・炎のパンチ・挑発・大爆発と4つ自然と決まります。炎のパンチは大文字でも良いような気がしますが、外れるのが嫌なので安定の命中率100%技ということで。
エスパーポケモンの炎技はなかなか強力です。鋼が出せない以上バンギラスなどでアグノムの対処をしてくる可能性があるので、それらはガブリアスで倒すことが出来ます。
最も、ガブリアスから地震を切ったおかげで必ずしもそういうことになっているとはこのパーティではいえないのですが・・・。
ここも構築の欠陥です。
●ウルガモス@ラムの実
火炎放射・虫のさざめき・目覚めるパワー氷・蝶の舞
臆病 161(4)-*-85-187(252)-125-167(252) ※AB個体値30、目覚めるパワー氷70
・臆病CS、余り4をHに
いつも使ってる安定の炎枠のウルガモスです。今回は臆病CSで目覚めるパワー氷。
これはグライオンを意識して使っています。たまに最速のグライオンも見ることですし、バンギラスに対して出てきやすいグライオンに強く素早いポケモンを増やしておくのは重要だと考えます。
さらに相手のウルガモスに対して蝶の舞を安全に選択することが可能です。もし対面で舞われることなく倒された場合はガブリアスで起点に出来ることが多い。
このパーティは基本的に相手のドラゴンポケモンを上から殴らなければならないため、そういった意味でもこいつにはこのパーティだと目覚めるパワー氷が一番合っているかな、と思いました。
ウルガモスの火炎放射と大文字の兼ね合いについてはいつかこのブログで書いたことがあると思うので割愛。ボクは火炎放射の方が好みなのでここは火炎放射です。メインウェポンの虫のさざめき、必須技の蝶の舞と入れて型ができあがり。
持ち物はラムの実で、キノガッサやボルトロス対策として入れているのですが、正直ここは持たせる道具が他になかった、パーティにラムの実持ちが1匹は欲しかったというかなり消極的な理由となっています。虫のジュエルにしても微妙かなぁと思いました。
●ローブシン@火炎玉@根性
ドレインパンチ・空元気・しっぺ返し・マッハパンチ
意地っ張り 183(20)-210(244)-142(212)-*-86(4)-69(28)
詳しいことはこちら
http://d.hatena.ne.jp/meikaizerogin6y/20110929
ストーンエッジを切って空元気にしました。倒したい相手は総じて空元気で倒せることが多いのと、命中率が不安定な技を使いたくないからです。
カバルドン+ドリュウズはローブシン+水ロトム+ウルガモスでわからせるのですが、ゴツゴツメットを持った怠けるを使う物理耐久多めのカバルドンには勝てないので、このままでは駄目で、何らかの対策を練った方がよさそうです。
しっぺ返しはブルンゲルを倒せる素晴らしい技ですが、変えるとしたらここかもしれませんね。
●ロトム(ウォッシュフォルム)@オボンの実
ハイドロポンプ・ボルトチェンジ・目覚めるパワー氷・電磁波
穏やか 157(252)-*-140(100)-125-161(156)-106
詳しいことはこちら
http://d.hatena.ne.jp/meikaizerogin6y/20110929
バンギラスを選出せずとも、こちらで電磁波を使いガブリアスを出すということも考えられます。
雨パ相手にも砂パ相手にも出せる本当に強いポケモン。このパーティの場合は、相手のガブリアアスが非常に辛いので居座られるリスクを減らすために目覚めるパワー氷を採用しました。これはラティオスの身代わりも破壊出来て便利です。
他は特に新しい記述は無し、使い方も今まで通りです。とっても便利ですが、持ち物は食べ残しかオボンの実かでまだ迷っています。食べ残しなら砂嵐のダメージで削れてラティオスの眼鏡流星群圏内になるといったことが防げますが、オボンの実なら基本耐久数値がぐっと上がるのと、確定数を増やすことによって電磁波をよりたくさん使えるというメリットがあります。どちらも強いですが今回はオボンにしました。すぐに持ち物が割れないという割と適当な理由だったりします。
とまぁそんな感じで。まだまだ穴だらけですしいくらでも改善の余地は見つかります。まだ改良してもっと強くなりそうですね。
とりあえず
・バンギラス+ガブリアスを軸に他のポケモンで穴を埋める
・バンギラス+ガブリアスをほぼ全試合で出場出来るように立ち回りを考える
・苦手なパーティはピンポイントメタでもいいから貼っておく
・鋼ポケモンを採用しないことで、相手のドラゴン技を誘発させ起点にする
これらのコンセプトがどこまで通用するのか、今後ももう少し突き詰めていきたいと思います。
今なんの気無しに考えているのが
アグノム→ボルトロス
水ロトム→ギャラドス とかそのへんです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。