2019/9/21(土)に開催された、第5回真皇杯ラストチャレンジにスタッフとして参加しました。
対戦戦績は予選ブロックを2-8で予選落ち。ボロボロでした()
しかしオフは大人数で盛り上がり、放送された試合はいずれも良い勝負でラストチャレンジに相応しい規模・クオリティの大会になったと思います。
運営もスムーズで、参加者としても楽しむことができました。
運営の皆さまをはじめ、参加者の皆さま、ありがとうございました。
使用パーティの解説等はありません。
2019/9/21(土)に開催された、第5回真皇杯ラストチャレンジにスタッフとして参加しました。
対戦戦績は予選ブロックを2-8で予選落ち。ボロボロでした()
しかしオフは大人数で盛り上がり、放送された試合はいずれも良い勝負でラストチャレンジに相応しい規模・クオリティの大会になったと思います。
運営もスムーズで、参加者としても楽しむことができました。
運営の皆さまをはじめ、参加者の皆さま、ありがとうございました。
使用パーティの解説等はありません。
第18回びぶおふ!で使用したパーティです。ルールはシングルレート準拠。
結果は予選カトレアブロックを6-1で1位通過、決勝トーナメントを0-1でベスト8でした。
パーティ自体は他人の案ほぼそのものであり、自分で考えた部分は殆どありませんが、自分用の備忘録も兼ねて、内容の詳細について記します。
【基本コンセプト】
A補正をかけたメガボーマンダの「すてみタックル」を耐える「こだわりメガネ」を持ったカプ・テテフが強いと思って軸にしようと考えました。「トリックルーム」と組み合わせて行動回数を増やせば多くのパーティと戦えると感じ、「こだわりメガネ」を持つカプ・テテフと「トリックルーム」を覚えるポケモンの2匹から組み始めようと考えました。
そんな中で、SBMさんがシーズン14で使用していた以下のパーティの並びが自分に合っていると感じてほぼそのまま使ってみることにしました。
http://mr-kg0210.hatenablog.com/entry/2019/04/02/124448
上記の内容の完成度が非常に高いため大きく内容を変更することはせず、極力同じ構成で自分の手に馴染ませるよう立ち回りを含めて練りました。
以下の解説記事は上記の記事の内容について自分なりに理由付けをしたものであるので、自分で考え発見した内容ではないことを先に明記しておきます。以下の解説は全てSBMさんの記事を読めば不要であり、解説付きURLは以下のとおりです。(ヒードランではなくデンジュモクのものです)。
http://mr-kg0210.hatenablog.com/entry/2018/11/06/155009
【個別解説】
サイコキネシス・サイコショック・ムーンフォース・シャドーボール
ひかえめ 175(236)-*-116(164)-176(76)-136(4)-119(28)
・A216メガボーマンダの【スカイスキン】「すてみタックル」上から2つの乱数以外耐え
・C205ウルガモスの【むしのさざめきZ】を最大乱数以外耐え
・【-1】110族(メガメタグロス等)抜き
パーティのスタート地点。メガボーマンダ、メガリザードンX、メガバシャーモの攻撃を耐えつつ返しの攻撃で倒すことを狙います。これらの相手に対して交代以外の択を取れることが重要で、レーティングシーズン14の環境に多かったA216メガボーマンダ入りのパーティに対して強く出られるのではないかと思い、組み始めとしました。
技はメインウェポンである「サイコキネシス」をまず決定させ、次に打ち分け用の「サイコショック」を覚えさせました。この技があればカビゴン入りのサイクルに対して一貫を取りやすくなり、カプ・テテフの強みが増すと考えています。次の技は「シャドーボール」とし、苦手とするギルガルドやメガメタグロスに対して交代する択にリスクを与えられるようにしました。メガメタグロスが重たいパーティなので優先度は高めです。最後の技は「ムーンフォース」とし、サザンドラやバンギラスといった悪タイプへの打点としました。「サイコキネシス」よりも一貫しやすい場面が多いので、メインウェポンとしても優秀です。
配分について、かなりBに割いている分Cは低めですが、妥協する乱数を増やし、最低限は確保しました。Sもメタグロスを意識して少し高めに設定しています。特殊耐久を伸ばすことも考えられましたが、メガリザードンYの「オーバーヒート」とメガゲンガーの「ヘドロウェーブ」の採用率が高くなってきたと感じ、これらに全対応することは不可能だと判断して伸ばさず、HP振りのみで最低限のラインとすることにしました。
ちなみに配分については過去に使っていたB118やS123など様々な候補があり悩んでいましたが、パーティ原案作成者のSBMさんから火力は可能な限り高めた方が良いということとメガメタグロスを意識した方が良いというアドバイスをいただいたため、原案よりも火力は下がってはいるものの、総合的にバランスを取りつつ火力を伸ばすような配分に辿り着きました。
じゃれつく・かげうち・のろい・トリックルーム
いじっぱり 155(196)-143(156)-119(148)-*-126(4)-117(4)
・A233メガバシャーモの「フレアドライブ」を最高乱数以外耐え
・C161カプ・レヒレの「ハイドロポンプZ」を上から2つの乱数以外耐え
・余りAでH175-B171メガバンギラスを「ぽかぼかフレンドタイム」で1発
・余り4をS
「トリックルーム」を覚えたポケモンと組み合わせるとカプ・テテフがより活かせると感じて、「トリックルーム」を覚えさせたミミッキュを採用しました。他にはポリゴン2などが候補でしたが、ミミッキュは「のろい」や「ぽかぼかフレンドタイム」により高い崩し性能を持ち、高速アタッカーへのストッパー性能と即時打点を両立できる点が魅力的でした。
配分についてはテンプレートとされる有名なもので、対面性能と総合的な数値を重視しています。
技は「トリックルーム」と単体性能を上げる「じゃれつく」と「かげうち」を採用。炎タイプを苦手としやすいので「シャドークロー」を覚えさせて「ゴーストZ」を持たせることも選択肢でしたが、それらは「トリックルーム」を絡めて崩していくこととし、今回は威力を重視して「ミミッキュZ」を持たせることにしました。最後の技は「のろい」を覚えさせ、自主退場及び幅広い削りを行えるようにしました。カプ・テテフの「サイコメイカー」と「かげうち」はアンチシナジーであるため繰り出すタイミングに注意してミミッキュでどの相手に削りを入れるかを考えて対面させる必要があります。
ひかえめ 181(220)-111-119(164)-209(84)-136(4)-125(36)
・A197メガメタグロスの「がんせきふうじ」耐え
・C222ギルガルド(ブレード)の「シャドーボール」を2発耐え
・H177-D151カプ・レヒレを【ひでり】「かえんほうしゃ」+「ソーラービーム」で確定
・最速61族(テッカグヤ等)抜き
耐久調整を施し、対面性能を向上させているメガリザードンYを3匹目として採用しました。カプ・テテフと併せて特殊の高火力で相手を制圧することを狙います。
カプ・テテフは鋼タイプを強く誘い、それらに後出しできるよう耐久力が高い方が使いやすいと考えました。「トリックルーム」との兼ね合いもあるので素早さも最低限のラインだけ伸ばしています。
技についてはまず「オーバーヒート」を採用。リスクの大きい技ですが、耐久力を重視している分、火力の高い技を採用することでバランスを取るようにしました。また、サブウェポンとして「ソーラービーム」を採用し、攻撃範囲を広げることで対面性能を向上させました。次に「オーバーヒート」だけだと一貫性を取りづらいため、「かえんほうしゃ」を覚えさせ、一貫させる立ち回りを目指せるようにしました。最後の技は「じしん」を覚えさせ、パーティ全体で苦手とするヒードランを始めとした炎タイプへの打点としました。「めざめるパワー(氷)」も欲しい場面が多かった技ですが、「じしん」を優先させることとしました。
ナットレイ@バンジのみ@てつのトゲ
ジャイロボール・タネマシンガン・やどりぎのタネ・のろい
のんき 180(244)-114-193(196)-*-145(68)-22
・C161カプ・レヒレの【+1】「めざめるパワー(炎)」を最大乱数以外耐え
・「ガーディアン・デ・アローラ」を受けて「バンジのみ」が発動するH4n
・余りB、A147ゲッコウガの【へんげんじざい】「けたぐりZ」で「バンジのみ」が発動
・最遅
カプ・テテフであまり相手をしたくないミミッキュ、キノガッサ、ゲッコウガ等に比較的強めなナットレイを4匹目として採用しました。パーティ全体で水耐性に乏しく隙を見せやすいので、その牽制も兼ねています。
配分についてはカプ・レヒレやゲッコウガの「めざめるパワー(炎)」ですぐに倒されないよう最低限のラインを確保した後はミミッキュやキノガッサを相手にするためHB振りベースとしています。また、サイクルを回すにあたって相手のZ技を耐えた後のケアがしやすいため、「たべのこし」ではなく「バンジのみ」を持たせました。「フィラのみ」を持たせて発動するとミミッキュやカバルドンが「フィラのみ」ではないことが相手にわかってしまう点を考慮して「バンジのみ」にしています。
技についてですが、グライオンが重いパーティであることから「のろい」と「タネマシンガン」を両立させてグライオン1匹で不利になってしまうことを避けました。メインウェポンとして「ジャイロボール」を覚えさせ遂行技とした後、最後の技はサイクル性能を上げるための「やどりぎのタネ」としています。「はたきおとす」と選択でしたが、カプ・テテフやリザードンを交代で繰り出す際にHPを微量でも回復できた方が都合が良い場面が多かったことから原案と同じ「やどりぎのタネ」としました。「ジャイロボール」の威力を少しでも上げるために最遅としています。
じしん・あくび・ステルスロック・なまける
わんぱく 215(252)-132-187(252)-*-92-68(4)
・HB特化、余りをS(同族意識のため)
メガリザードンYの苦手とする電気タイプや岩タイプに耐性があり、パーティ全体で苦手としやすいメガバシャーモの相手ができて、クッションとして繰り出す性能に長けているという条件をカバルドンが満たしているので採用しました。
メガバシャーモの相手をするにはHB特化でもギリギリのため振り切っており、このパーティにおけるサイクルは有限であるため、サイクルをする中で相手を削れた方が良いため「ゴツゴツメット」を持たせています。
技は、まず受け出しを何度も可能にする「なまける」とメガバシャーモやメガリザードンXに対する遂行である「じしん」を覚えさせました。次に「ステルスロック」を覚えさせ、削りの手段としています。特に原案からカプ・テテフとメガリザードンYの火力を下げていることから、この技はより重要であると考えました。最後は「ふきとばし」や「こおりのキバ」など多くの候補がありましたが、多くの相手に遂行できる「あくび」を覚えさせました。
ヒードラン@ふうせん@もらいび
マグマストーム・だいちのちから・めざめるパワー(氷)・ちょうはつ
ひかえめ 197(244)-*-127(4)-169(28)-128(12)-125(220)
・A216メガメタグロスの【かたいツメ】「アームハンマー」を最高乱数以外耐え
・最速61族(テッカグヤ等)抜き
・D>B(「ダウンロード」で相手のCが上がる)
・余りC、「ステルスロック」+「マグマストーム」+「マグマストーム」の定数ダメージでH183-D130メガメタグロスが確定
最後に採用したのは対炎、対メガメタグロス、対グライオンなどに対面で比較的有利となりやすい「ふうせん」を持つヒードランです。補完として申し分ない性能であり、主に崩しを担います。同じ炎タイプでありながらメガリザードンYと被っている弱点は水タイプのみであり、炎タイプの火力を押し付けて相手を崩していくなど、基本の並びに組み込んでも十分に活躍が見込めます。
技は命中率が低いですが「マグマストーム」を選択。これは「ちょうはつ」と併せて相手のサイクルを崩すのに重宝します。特に特定のポケモンとの対面を作ってから崩す本構築において相手の(釣り)交代の択を減らせるのは他のポケモンにはできないメリットであるため、命中率が低いリスクを取ってでも採用する価値がある技だと判断しました。「ちょうはつ」はメガリザードンYのために「ステルスロック」を使わないようにするメリットもあります。次に採用した技は「めざめるパワー(氷)」で、グライオンやメガボーマンダなどに打点を持たせる意図があります。「ふうせん」があるので1度は行動しやすいことから、サイクルパーティに採用されやすいこれらのポケモンに打点が持てるのは重要だと判断しています。最後の技は「だいちのちから」を選択。一番の役割対象はドヒドイデですが、テッカグヤと組み合わされやすいメガリザードンXにも弱点が付けるなど攻撃範囲として優秀な点を評価しました。
配分についてはメガメタグロスの「アームハンマー」を耐えるようにし、Sを調整。テッカグヤだけを意識するのであればSは114もあれば十分ですが、無振り100族など、S125だと先制できて都合の良いポケモンが多いと感じたためSは125にしました。
【第18回びぶおふ!での選出回数(全8試合)】
カプ・テテフ :⬛⬛⬛⬛⬛ 5
ミミッキュ :⬛⬛ 2
メガリザードンY:⬛⬛⬛⬛⬛ 5
ナットレイ :⬛⬛⬛⬛⬛ 5
カバルドン :⬛⬛⬛⬛ 4 1
ヒードラン :⬛⬛⬛ 3
冒頭にも書きましたが、自分で考えた要素はほとんどありません。あくまで自分で使う場合に技・構成の採用理由及び重きを置いた要素を明記しておきたかったというのが本記事の執筆意図です。
使えば使うほど原案のパーティが優れていることを実感しました。
また、パーティを使うにあたってアドバイスをいただいたSBMさんにはとても感謝しています。
記事は以上です。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
問.S種族値が61以上70未満のポケモンを全て答えよ。
ただし、図鑑No.が同じポケモンは同一ポケモンとする。
正解1つにつき1点加点、誤答1つにつき1点減点
・ テッカグヤ 61
・ ヒコザル 61
・ バンギラス 61
・ アママイコ 62
・ ヤヤコマ 62
・ マケンカニ 63
・ ツタージャ 63
・ トサキント 63
・ ブリガロン 64
・ オタマロ 64
・ ヒヤップ 64
・ バオップ 64
・ ヤナップ 64
・ マギアナ 65
・ ジャランゴ 65
・ ネッコアラ 65
・ ツツケラ 65
・ クイタラン 65
・ コジョフー 65
・ バチュル 65
・ ママンボウ 65
・ ゴチルゼル 65
・ ゾロア 65
・ ヤブクロン 65
・ メグロコ 65
・ ハトーボー 65
・ エンブオー 65
・ グレイシア 65
・ スコルピ 65
・ コロトック 65
・ トドゼルガ 65
・ チリーン 65
・ ジュペッタ 65
・ ハブネーク 65
・ キバニア 65
・ ロゼリア 65
・ ラクライ 65
・ アメタマ 65
・ ペリッパー 65
・ ドクケイル 65
・ アゲハント 65
・ ムチュール 65
・ デルビル 65
・ テッポウオ 65
・ ハッサム 65
・ ブラッキー 65
・ ヒノアラシ 65
・ ブースター 65
・ シャワーズ 65
・ ロコン・アローラロコン 65
・ ニドリーノ 65
・ サンドパン・アローラサンドパン 65
・ ヒトカゲ 65
・ モンメン 66
・ チョロネコ 66
・ ケイコウオ 66
・ ガーメイル 66
・ オノンド 67
・ ランターン 67
・ チョンチー 67
・ スリーパー 67
・ ガメノデス 68
・ ニャスパー 68
・ ゴーゴート 68
・ モグリュー 68
・ バクオング 68
・ アズマオウ 68
・ 大パンプジン 69
・ ガマガル 69
2019/4/29(月)に開催された、第2回エフワングランプリに参加しました。
ルールはウルトラサンムーンのロムによるRTAで作成したパーティでのダブルバトルです。詳細についてはこちら↓
http://pokemon.funyafunya.net/%E3%82%AA%E3%83%95%E4%BC%9A/74.html#comment-77
対戦の結果は予選すばらしいブロックを7-0で1位通過、決勝トーナメントを3-0で優勝することができました!
全勝優勝ということでこの上ない結果にとても満足しています。
当日はクイズによるブロック分けがありましたが、そちらも1位を獲得することができて嬉しい限りです。
様々な方のRTAチャートやパーティを見て楽しむことができた他、2次会も含めて多くの方とお話して交流することができました。
主催、スタッフの皆様、対戦して下さった皆様、お話して下さった方、ありがとうございました!
以下、パーティの詳細やチャートについて記します。
【概要】
ルールは、「ポケットモンスター ウルトラサン」及び「ポケットモンスター ウルトラムーン」を用いた野生産ダブルバトル。
まずボックスを1つ空にして、手持ちに「計測用のポケモン」を1匹用意した状態でポニ島のバトルツリーのパソコン前からスタートして1時間でパーティを作成してダブルバトルで戦う、というものです。
「各ROMで入手個体数が制限されているポケモンの捕獲」「オフ会中にタマゴを孵化させる行為」「外部通信」「ふしぎなおくりものでポケモンを受け取る行為」「乱数調整」等は禁止されています。
使用できるポケモンは野生のポケモン、入手個体が制限されていないウルトラビースト、ウルトラホールで出現するポケモン、島スキャンで入手できるポケモンということになります。ウルトラビーストの中でも入手個体数に制限のあるズガドーン、ツンデツンデは使用禁止です。
まずウルトラサンムーンで出現するポケモン一覧を見ながら、どのようなパーティが強いのか考えてみることにしました。
ペリッパーの入手が容易であるため作成しやすく、メガラグラージ、キングドラ、ルンパッパなど強力なエースもいる今回のトップメタであると考えられる雨パーティ、メガリザードンYが強力で「ふんか」は覚えないですがコータスを使用し「トリックルーム」を絡めて戦い、ドレディアやダーテングといったエースも存在する晴れパーティ、カバルドン、バンギラスが使用可能で昼ルガルガンがいる砂パーティ、入手しやすいヤドラン、ヤレユータン、メレシーなどを使った「トリックルーム」を軸としたパーティなどが考えられました。その他、単体で軸となりやすそうなジャラランガ、メガメタグロス、メガギャラドスなど、補完として強力そうなギルガルド、ロトム、ゲッコウガなどが入手しやすく、強力だと考えました。
その中で、自分ではペリッパー+ルンパッパを軸とした雨パーティを使うことに決めました。選択の理由としては、様々なギミックが考えられる中で素早いルンパッパによる「ねこだまし」とペリッパーの「おいかぜ」で幅広い相手に戦えるということと、補完としてメガクチートを採用するとパーティがきれいにまとまりそうだと感じたためです。
特にメガクチートはこのルールで使用可能なメガシンカの中でもリザードンやメタグロスと並んで強力なポケモンだと思っており、雨によって弱点を減らせるなどパーティ全体に与える恩恵が大きいポケモンだと感じたので、ペリッパー+ルンパッパ+メガクチートを軸として考えることにし、選出パターンに応じて適したポケモンを考えるようにしました。クチートの入手が容易であることも大きな魅力の1つです。
その他の補完として採用するポケモンですが、まず素早いアタッカーであり、決定力が出せてペリッパーの「おいかぜ」の恩恵を受けながらルンパッパと戦えるようなポケモンを探したところ、デンジュモクが良さそうだと感じたため、ペリッパー、ルンパッパ、メガクチート、デンジュモクという並びを基本選出としました。また、メガクチートは「トリックルーム」下で攻撃を続けられれば簡単に相手を制圧できるほどのパワーを持ったポケモンであると感じたため、「トリックルーム」を覚えるポケモンを探しました。そんな中でもジャラランガにエスパータイプで打点があることに加え「さいはい」でメガクチートをサポートしやすいヤレユータンが強いと思い、ペリッパー、ルンパッパ、メガクチート、ヤレユータンという選出でも戦えるようにしました。この並びはペリッパーとルンパッパを出さない場合、もしくはどちらかしか選出しない場合に選出するポケモンとして適しているポケモンを探したところ、カビゴンが良さそうだと思ったので6匹目として採用し、これらの内訳を考えていくことにしました。
採用するポケモンはなるべく出現率の高いポケモンとし、安定して素早くパーティ作成が行えるようなポケモンにしています。
・ペリッパー:ポニの険路(25%)
・ルンパッパ:ウルトラワープライド、ハスブレロ(1/4、25%)
・デンジュモク:ウルトラワープライド
・ヤレユータン:シェードジャングル、動く草むら(30%)
・カビゴン:1番道路、ゴンベ(10%)
出現一覧及び出現率は以下のサイトを参考にしました。
https://yakkun.com/sm/usum_map.htm
ゴンベの10%以外は比較的容易に入手ができると考えました。そこで、ゴンベが入手できなかったパターンとして、別のポケモンを捕獲するというルートも組みました。
以下、個別解説です。その後RTA事前準備とチャートの解説と続きます。
【個別解説】
ぼうふう・ねっとう・おいかぜ・まもる
ひかえめ HC252振り 余りS
パーティのスタート地点。ペリッパーを軸とした理由は、このルールにおいて強い電気タイプが少ないと感じ、通常のルールと比べて1撃で倒されることは少ないのではないかと考えたためです。そのため「おいかぜ」を覚えさせてルンパッパのサポートに回れば非常に強力で、軸としてのスペックは十分にあるものだと思いました。それだけではなく雨状態の「ぼうふう」や強化された「ねっとう」は命中率100%であり扱いやすく、「トリックルーム」を組み合わせれば自らアタッカーとしての運用も可能であるなど、単体性能も見逃せません。
配分については「きあいのタスキ」を持たせてCSベースでの運用か、「しめったいわ」を持たせてHCベースでの運用にするか迷いましたが、このパーティではミラーにおいてもペリッパーを選出する機会が多いと考え、相手のルンパッパが最速だった場合(Cに補正がかかっていない場合)に「エナジーボール」を高い確率で2発耐えることから、対ルンパッパとしての性能が魅力的だったためHCベースでの運用としました。特攻が高いことによってこのパーティが苦手としやすいジャラランガへも大ダメージを与えられるため、Cは高めに設定したいです。持ち物の「しめったいわ」については雨パーティ以外と戦うときに重宝し、特にパーティ全体が雨状態の恩恵を強く受けることから有用と判断したため持たせることにしました。
オフにおいてもHCベースで「しめったいわ」を持たせたことが功を奏した場面は非常に多く、アタッカーとしてもサポーターとしても優秀で大活躍でした。不意の電気タイプの技を受けることもありましたが「きあいのタスキ」の必要性がある場面は少なく、HCベースで十分に活躍することができました。
ルンパッパ@ミズZ@すいすい
ひかえめ CS252振り 余りD
パーティの軸。「すいすい」が発動している状態での「ねこだまし」であらゆる相手への妨害が可能な点が魅力でした。本来であれば水タイプが苦手としやすいトリトドンやウォッシュロトムなどにも草タイプでダメージを与えやすいことから攻撃範囲的にもエースとしての性能は抜群です。サブウェポンとして「れいとうビーム」を覚えさせ、ボーマンダやジャラランガへ弱点を突くことで倒しやすくしています。
攻撃技は威力を重視したものを選択。「ハイドロポンプ」は命中率こそ不安定ですが、雨状態でなくても大きな威力が出る点が魅力的でした。半減などされなければ、雨状態での「ハイドロポンプZ」は殆どのポケモンを1撃で倒せ、雨状態でなくとも「ハイドロポンプZ」であまり耐久力が高くないポケモンを1撃で倒せることが多いと思ったのでこの技は他の命中率が高い技よりも優先して採用したいと感じました。
性格はCに補正をかけてエースとしての運用をしやすくしました。ミラーでも多く繰り出すことを考えるとS補正も魅力的でしたが、Cに補正をかける恩恵が多いと感じたため「ひかえめ」での採用としました。
オフにおいても、ペリッパーを選出しない試合にも出して「ハイドロポンプZ」で勝負を決めるなど火力が役立った試合が多かったです。「れいとうビーム」を撃つ機会も多く、技選択については概ね噛み合っている印象でした。ただし「まもる」を覚えさせていないことからメガクチートの「ふいうち」など先制技に対する警戒は必要で、残りHPの管理は慎重に行いました。
じゃれつく・ふいうち・いわなだれ・まもる
HA252振り 余りD
パーティの軸の1匹。雨状態で炎タイプの威力を軽減しつつ、「いかく」によって相手の攻撃力を下げてルンパッパの行動回数を増やせ、ルンパッパの弱点であるタイプ全てに耐性があるなど、ペリッパー、ルンパッパと非常に相性が良いポケモンです。ルンパッパが特殊打点を担うので物理打点を担うなど、攻撃面での連携も重要です。
後述のヤレユータンによる「トリックルーム」と「さいはい」での動きで勝負を短時間で決める手段として全体技である「いわなだれ」が強力なので採用しました。相手が倒れてない場合でも追加効果が非常に強力です。
それ以外の技はヤレユータンを選出しない場合に強い「ふいうち」と「まもる」を覚えさせました。特殊技で1撃で倒されてしまうことが多いため、こちらの択を増やすという意味でも「まもる」は重要で、先制技である「ふいうち」も同じく必要であると判断しました。メインウェポンは汎用技である「じゃれつく」を選択。「アイアンヘッド」との選択でしたが、ジャラランガに対して有効である点を評価して「じゃれつく」を優先させました。
オフでは基本選出として多くの試合で選出し活躍しました。「まもる」が重要だった試合も多く、全ての技を満遍なく使った印象です。ただこの構成だと相手のクチートが気がかりで、「アイアンヘッド」が欲しい場面は多く、クチートのKPが高かったことは反省点だったかも知れません。
ひかえめ CS252振り 余りH
ルンパッパと攻撃面で連携し相手を制圧するための高速アタッカーが必要でした。その中でもメガリザードンYを1撃で倒せる「こだわりスカーフ」を持ったデンジュモクに魅力を感じたため採用しました。D135メガリザードンYに対して「ボルトチェンジ」で146~174ダメージ入るため、高い確率での勝負を挑むことが可能です。「ボルトチェンジ」は天候操作するパーティにおいては相性が良く、リザードンやバンギラスが入っているパーティに対しても繰り出して天候を雨状態にすることを意識しながら戦うという選択肢も取れます。Lv50であるにも関わらずC247もあり、その状態で雨状態の恩恵を受けた必中の「かみなり」を使い続けることができれば追加効果や特性も相まって非常に決定力が高いと感じ、基本選出を担うのに十分なエースとして戦えるのではないかと思いました。「かみなり」の威力はD115メガクチートへの最大ダメージが157出るほどです。これらの火力に魅力を感じたため性格補正は「ひかえめ」を選びました。
攻撃範囲も優秀で、「エナジーボール」でラグラージやトリトドンへ大ダメージを与えられます。最後の技には「マジカルシャイン」を覚えさせ、ジャラランガへの有効打としました。
オフでは「ボルトチェンジ」を使って相手に削りを与えてルンパッパを活躍させたり、リザードンを倒す役目をこなすなど、「かみなり」で制圧することこそありませんでしたが、想定通りの活躍を見せました。
ヤレユータン@メンタルハーブ@せいしんりょく
ひかえめ HD252振り 余りB
「トリックルーム」によりクチートを動かしやすくすることが役目のヤレユータンの採用です。ヤレユータンを選んだ理由としては入手のしやすさもそうですが、他の「トリックルーム」要員と違って苦手としやすいギルガルドからの「シャドーボール」が無効であること、特性「せいしんりょく」で相手の「ねこだまし」による妨害を受けないこと、「さいはい」によって自らはサポート要員に徹した場合でもパーティとしての決定力不足になりづらいことなど、ヤレユータンにしかない要素がたくさんあるためです。
技についてはコンセプトである「トリックルーム」と「さいはい」の採用をまず決定させ、次に「まもる」を覚えさせました。これは初手でデンジュモク、ヤレユータンと並べてデンジュモクで「ボルトチェンジ」を使ってクチートに交代しながらヤレユータンで「トリックルーム」を使う動きが強力なのでそれを狙う際、相手の手持ちに「ねこだまし」を使うポケモンがいてデンジュモクが1ターン目に止められてしまって想定通りの動きをしづらい場合に1ターン遅らせるのに重宝すると感じたため採用しました。最後の技には「サイコキネシス」を採用しました。これにより「トリックルーム」中も自ら攻撃に参加することで相手へ削りを与えるという選択肢が取れる他、ジャラランガへ大ダメージが期待できます。
配分についてはクチートの「いかく」の恩恵を受けるため物理耐久はそれで十分と判断し、D方面に厚く寄せました。これによりジャラランガの「ブレイジングソウルビート」で受けるダメージを少しでも軽減することを狙います。
持ち物については悩みましたが「メンタルハーブ」を選択。サポート要員に徹するため1度でも「ちょうはつ」を受けてしまうと動きづらくなってしまうことから対抗策として用意しておけば立ち回る際窮屈にならないことに期待しました。他には集中攻撃ですぐに倒されないようにするため「オボンのみ」も選択肢でした。
ここまでの5匹でジャラランガに対して有効打を持たせるようにすることで、少しでも「ブレイジングソウルビート」で制圧されることを防ぐようにしています。それだけジャラランガというポケモンに対してこのルールにおける評価が高く、また多く使われるだろうと想定しました。
オフで選出したのは1試合のみでしたが、「ねこだまし」を恐れず「トリックルーム」から展開させることができて勝利に貢献したので、ヤレユータンを選択したメリットが大きかったです。ただし、「メンタルハーブ」を持たせているため攻撃技の採用による優先順位はそこまで高くなく、また「まもる」も「ねこだまし」によってひるまないことから不要である場面がよく想定できたため、技の選択については再考の余地があるとも感じました。「ちょうはつ」、「イカサマ」、「サイドチェンジ」、「はたきおとす」など優秀な技を数多く習得できます。
おんがえし・10まんばりき・ほのおのパンチ・いわなだれ
HA252振り 余りD
ここまでの5匹である程度の並びは決まっていたので、最後に採用するポケモンは補完であり、求められた条件は「ミラーで出しやすいこと」「トリックルーム中に使いやすいアタッカー」が良いと感じたため、出現するポケモンを探したところカビゴンが目に留まりました。更にカビゴンは特性「あついしぼう」を持つためパーティ全体で意識しなければならないメガリザードンYやラプラスと戦いやすいというメリットがあり、パーティにマッチしていると考え採用することにしました。
「トリックルーム」中のアタッカーであるという長所を活かすために「こだわりハチマキ」を持たせてアタッカーに専念させることとしました。技についても攻撃面での補完をしたいため、メインウェポンである「おんがえし」をまず決定させた後、苦手なメガリザードンYに対して強い「いわなだれ」、カミツルギやテッカグヤに対して使う「ほのおのパンチ」、クチート、コータス、バンギラスなどにまとめて弱点が付けて相性の良い「10まんばりき」を覚えさせました。
配分についてはHAベースとしました。総合的な数値を鑑みればAB振りにしたいところですが、RTAの都合上時間が足りないと感じてHA振りで妥協しました。役割的にはAD振りも選択肢です。
オフではミラーもよく発生したことから選出回数は想定に反してとても多く、「トリックルーム」を使わずとも数値の高さによって、補完として非常に優秀な動きを見せました。ただし、「10まんばりき」はバンギラスへの遂行を早めるために「かわらわり」か「ばかぢから」にすべきだったとオフでの試合を終えて感じました。
カビゴンを使うネックとしてはゴンベの出現率が10%と低いということ。そのためゴンベがなかなか出現しなかった場合は以下のポケモンで代用するようチャートに記載しました。
HA252振り 余りD
カビゴンに比べると圧倒的な数値の低さが目立ってしまいますが、ミラーに繰り出していける点と攻撃範囲の補完という点においては優秀です。アローラベトベターはマリエシティのはずれで30%で出現するため入手が容易です。
【RTA事前準備】
・ヤレユータンの出現があるためロムはウルトラムーンを用意します。シナリオはRR団まで終わらせ、メガシンカができる状態にしておきます。
・計測用のポケモンとしてミュウを選択。特性「シンクロ」により限られた数のポケモンの性格を合わせやすくなる他、「みねうち」による捕獲のサポートが優秀です。「シンクロ」と「みねうち」を両立できるポケモンはミュウしかおらず、更に数値が高く捕獲の際デンジュモクに倒されづらいのが大きなメリットです。
ミュウ@クラボのみ@シンクロ
ひかえめ 401(248)-268(248)-236-259-241(20)-236
・野生のデンジュモク(Lv60)の【+2】【エレキフィールド】「ほうでん」を2発耐え
・余りA
「あくのはどう」は後述の努力値を振るポケモンに対して弱点及び半減のエフェクトなしで倒せる技で接触しない点を評価して採用。PPは全て増やしておきます。「みねうち」は野生のポケモンを捕獲するための技として。「みがわり」は努力値を振る際に相手から受ける補助技や能力変化を受け付けずスムーズに倒せるため。「サイコキネシス」は予期せぬ戦闘で相手を倒さなければならない場面があった場合の保険として覚えさせておきます。デンジュモクの「ほうでん」で麻痺してしまったときの保険として「クラボのみ」を持たせました。
ミュウの性格は「ひかえめ」として、パーティの主軸であるペリッパー、ルンパッパ、デンジュモクの性格を合わせます。ヤレユータンはBDが下がっていない性格なら何でも良いと感じたため、ヤレユータンもシンクロで「ひかえめ」にします。ペリッパー、ルンパッパ、デンジュモクは「ひかえめ」が出るまで捕獲を続けますが、ヤレユータンは「ひかえめ」でなくてもBとDが下がる性格でなければ妥協することとします。クチートはAが下がらない性格とし、カビゴンは性格については考慮しません。
・「クイックボール」「リピートボール」「ウルトラボール」(念の為各30コ程度)、捕獲で時間がかかったときの保険として「マスターボール」を用意(6コ)。
・特性を厳選している時間は無いため「とくせいカプセル」を用意(デンジュモク以外用、5コ)。
・「ビビリだま」を用意(5コ)
・「みっけポン」を用意(6コ)
・「つかまえポン」を用意(6コ)
・「なつきポン」を用意(1コ)
・必要な技のPPを増やすため「ポイントマックス」を用意(24コ)
・BP(最低8。カビゴンの「ほのおのパンチ」用)
・ハスブレロをルンパッパに進化させるための「みずのいし」(1コ)
・技を覚えさせるための「ハートのウロコ」(ハスブレロの「ねこだまし」、クチートの「じゃれつく」、「ふいうち」、ヤレユータンの「さいはい」、カビゴンの「10まんばりき」)で最低5コ
・ゴンベを進化させるための「やすらぎのすず」(1コ)
・ゴンベを進化させるため、及び捕獲の際に入った努力値をリセットするため「ザロクのみ」「ネコブのみ」「タポルのみ」「ロメのみ」「ウブのみ」「マトマのみ」を用意(各2コ+ゴンベ進化用で18コ)
・努力値を振る際、ミュウの技PPを回復するため「ヒメリのみ」(6コ)
・ミュウのHPを回復させるための「かいふくのくすり」(6コ)
・ミュウが倒れてしまったときの「ふっかつそう」(6コ)
・デンジュモク、ハスブレロのLvは60、ペリッパーの最低レベルは58、最低でもこの3匹はLv100にして「きんのおうかん」を使いたいため「ふしぎなアメ」最低122コ用意。クチートも可能ならLv100にしたい、最低出現Lv11なので+89コで211コ(努力値を振っている間にLvが上がる可能性があるが、念の為)。更に時間があればカビゴンのLvも上げたい、最低出現Lv11なので+89コで300コ、時間は無いと思われるがヤレユータンも同様に最低出現Lv19なので+81コで381コ用意してあることが望ましいです。
・「きんのおうかん」(最低3コ、可能なら6コ)
・「マックスアップ」(33コ)
・「タウリン」(16コ)
・「ブロムヘキシン」(1コ)
・「リゾチウム」(16コ)
・「キトサン」(11コ)
・「インドメタシン」(17コ)
・「パワーウェイト」(4コ)
・「パワーリスト」(2コ)
・「パワーレンズ」(3コ)
・「パワーバンド」(1コ)
・「パワーアンクル」(2コ)
・上記のアイテムの数はあくまで最低必要個数であり、不測の事態に備えるため特に簡単に手に入るものは多めに用意しておき、レベルを上げて技を覚えるなどで「ハートのウロコ」が当初予定数より少なくなるなど、個数の変動もあり得ることを把握しておきます。
・必要のないアイテムはボックスのポケモンに持たせるか別ロム等に動かす等して可能な限りバッグの中を減らしておき、カーソル移動にかける時間を減らします。
・アイテムの購入が必要な場合があるため、お小遣いも100万円近く用意しておきます。
・実際のパーティで持たせるアイテム「しめったいわ」「クチートナイト」「メンタルハーブ」「こだわりスカーフ」「こだわりハチマキ」「とつげきチョッキ(保険用)」
・野生のポケモンが出現したときの新発見エフェクトを回避するためにアローラ図鑑は完成させておきます。
・敵トレーナーとの戦闘になると大幅な時間のロスになるため、トレーナーは全て倒しておきます。
・技マシンが無ければ覚えさせられない技があるため、技マシンは全て回収しておきます。
・ウルトラワープライドの際、初到達のムービー(?)を回避するため、全てのウルトラワープライドでのみ行ける場所には予め到達しておきます。
・ウルトラワープライドで青の穴に入った際、低確率で伝説のポケモンを引かないように、最低でも青のウルトラホールに出現する伝説のポケモンは全て捕獲しておきます。
・すごいオヤジのすごいとっくんの説明短縮のため、1回は話しかけておきます。
・ミュウにポケルスをつけることを忘れないようにしつつ、オフ当日の日付が変わったときにつけておき、必ずオフ当日にポケルスが消えることの無いようにしておきます。
・以上で下準備は終了です。
【RTAチャートと解説】
・ポニ島のバトルツリーのパソコン前からスタート、「みっけポン」を使用します。以降、「みっけポン」は切れるたびにすぐに使用することを心がけます。下のポニの険路にケンタロスに乗って移動し、ペリッパーが出現したら捕獲。1匹のポケモンと出会って逃げるのに20秒要するので1分30秒程度を想定。
ペリッパーの出現場所は他にもありますが、バトルツリーからポニの険路が近いこと、出現レベルが高いため「ふしぎなアメ」を使う時間を短縮できることが、出現率が数%低いことのデメリットがあっても、優秀なメリットだと感じたためポニの険路で捕獲することとしました。出現したらすぐに「クイックボール」を投げます。1発で捕まらなかった場合は「つかまえポン」を使用し「みねうち」2回で攻撃してから「リピートボール」を投げます。以下のポケモンも同様にこの方法で捕まえます。ちなみにLv61のペリッパーが1ターン目のクイックボールで捕まる確率は40%程度、「つかまえポン」を使用してからHP1にし「リピートボール」を投げれば100%の確率で捕獲できます。
ペリッパーを捕獲したら、性格が「ひかえめ」であることを確認して月輪の祭壇へ飛びます。「ひかえめ」でなかった場合はもう一度エンカウントして捕獲します。
・ウルトラワープライドでデンジュモク、ハスブレロを捕獲します。ここが第1関門です。ワープライドで3000~4000光年で輪つきの白い穴に入ればウルトラプラントにたどり着けます。おおよそ1回2分程度を要しますが、これを安定させるためには相当の試走が必要でした。フェローチェやテッカグヤに出会ってしまうこともあるためその際はやり直しとなり、相当な時間のロスとなります。デンジュモクに出会うことができれば、デンジュモク前でレポートを書き、「つかまえポン」を使い、ミュウで「みねうち」を2回使いつつ「ウルトラボール」を使えばかなり高い確率で捕獲することが可能です。急所などでミュウが倒れてしまった場合は時間のロスを防ぐため「マスターボール」を使います。捕獲した後、性格が「ひかえめ」であるかを確認し、そうでなければリセットして捕獲するまでやり直します。デンジュモクを捕獲するまでの1連の行程を5~6分で終わらせることができればかなり後が楽になります。1回失敗しても2回目では出したいと考えれば所要時間は11分程度ということになり、ここを失敗してしまうとかなりの時間ロスに繋がるため、慎重に行わなければなりません。
併せて、ウルトラワープライドでハスブレロを狙います。青の穴に入れば1/4(25%)の確率で出現します。おおよそ1回の試行回数につき1分30秒程度なので、6分程度で捕獲できれば良いです。シンボルエンカウントする前にレポートをしてから捕獲に臨み、捕獲した後性格が「ひかえめ」でなければリセットし捕獲して「ひかえめ」が出るまで粘ります。ハスブレロの捕獲手順はペリッパーと同様で、「クイックボール」を投げて、クイックボールで捕まらないようなら「つかまえポン」を使用し、「みねうち」を使った後に「リピードボール」で捕獲です。1ターン目の「クイックボール」で捕まる確率は80%程度です。デンジュモクを捕獲しにいく際、4000光年以上となり、テッカグヤの出現が想定される場合は青の穴へ入ってハスブレロを狙うよう、順番を前後することも選択肢として重要です。デンジュモク、ハスブレロの両方を捕獲できたらシェードジャングルへ飛びます。ミュウがひんしの場合は「ふっかつそう」を使います。
・シェードジャングルの動く草むらでヤレユータンを狙います。出現確率は30%、アママイコが70%です。ヤレユータンの性格はBDが下がっていなければ良いので「ひかえめ」でも良いと判断し、先頭はミュウのままにしておきます。出現したら他のポケモン同様に捕獲し、性格はBDが下がっていない性格なら何でも良いこととします。捕獲率はほぼペリッパーと同じです。ヤレユータンを捕獲したら先頭をミュウからハスブレロに変え、ポケルスが2匹に感染するように配置してテンカラットヒルへ飛びます。1回のエンカウントで20秒ほどなので、1分30秒程度での捕獲が目安です。
・テンカラットヒルの洞窟内でクチートを捕獲します。出現率は30%程度。捕獲率はペリッパーとほぼ同じなので同様の手順で1分30秒以内での捕獲を目指します。ただしクチートは選出回数が多く、パーティでも肝となるポケモンの1匹なので、性格は2回程度粘って良い方にし、Aが下がる性格の場合はやり直します。そのためクチートへの所要時間は想定の2倍、3分程度を見込みます。クチートを捕獲したら手持ちのポケルス感染状況を見て配置を変えつつ、リリィタウンへ飛びます。
・リリィタウン下のケンタロスで岩を壊した先の草むらでゴンベを狙います。草むらへ到着するまで約30秒。出現率は10%しかなく、捕獲率もペリッパーより少し高い程度なのでペリッパーの3倍近く時間はかかると見て5分程度を想定します。第2関門です。7~8分程度かかってもゴンベを捕獲できない場合は(試走でありました)、諦めてアローラベトベターを捕獲するためにマリエシティへ飛びます。ちなみに以下のチャートで行うカビゴンの準備は全てアローラベトベトンに置き換えても成立します。ゴンベは性格を粘るのが大変なのでどのような性格であっても妥協します。
・全てのポケモンを捕獲したら1度レポートを書きます。ここまでで30分まで使うことを想定します。遅かった場合は焦ります。
・まずやることはポケルスの感染確認。この時点での感染ポケモンが多ければ時間の節約になります。努力値振りとポケルス感染作業は別で行います。ポケルスの感染確率は1回の戦闘で約1/3、1回のエンカウントに使う時間が20秒くらいなので1分程度と考えます。努力値振りと同時に行うと努力値を下げる手間がかかり、それが1分以上かかると考えたためです。ここが第3関門で、時間のロスとなる危険性があります。
・努力値振りの前に、ゴンベをカビゴンに進化させます。「なつきポン」を使い、まず「やすらぎのすず」を持たせ、下記のドーピングアイテム「マックスアップ」「タウリン」を使った後、努力値を下げるきのみを使い続けます。ドーピングアイテムなしの場合はきのみ18コでなつき度がMAXになるので、努力値を振るときのレベルアップ分で進化させることができます。それが終われば他のポケモンにドーピングアイテムを使い、努力値振りに入ります。
努力値振りの際、252振りする部分は以下の部分。
・ヤレユータン:HD・・・マックスアップ、キトサン
・ゴンベ:HA・・・マックスアップ、タウリン
まず252振りする部分へのドーピングアイテムを8コ使います。該当10コに加えて5連鎖の180と併せて252振りを目指します。
次にポケモンを捕獲する際に入った経験値を下げるためにきのみを使います。
デンジュモク:C3・・・ロメのみ
ハスブレロ:D2・・・ウブのみ
ヤレユータン:D2・・・ウブのみ
クチート:A1B1・・・ネコブのみ、タポルのみ
ゴンベ:H1・・・ザロクのみ
複数匹捕まえる可能性もあるので基本的には能力が下がらなかったという表記が出るまで使い続けます。終わったら野生のポケモンを倒すために努力値を振ります。先頭はミュウ、「みっけポン」を使用した状態で「ビビりだま」を使い連鎖をしていきます。色違いが出た場合は悲しみながら倒します。当然ながらここが最後の関門で、かかる時間に運が大きく絡む場面です。「みがわり」で減ったHPは「かいふくのくすり」で都度回復させます。「たべのこし」を持たせるよりは「かいふくのくすり」で都度回復させた方がエフェクト的に時間の節約になると感じたためそうしています。
H・・・リリィタウン下から左の草むらでキャタピー
A・・・オハナ牧場でドロバンコ(ヨーテリーでも良いがLv15なら逃げる)
C・・・浜辺の洞穴でコダック
D・・・ハノハノビーチでメノクラゲ
S・・・5番道路、シェードジャングル下、の土煙でアローラディグダ
該当箇所の「パワー系」を持たせるのを忘れないようにします。
基本的にはミュウで「みがわり」を使い、「みねうち」でHP1にして、「ビビりだま」を使い、「あくのはどう」で倒しながら連鎖していきます。1つ努力値を振り終わるごとに「ヒメリのみ」で「あくのはどう」のPPを回復させてカウントしやすくさせます。
余りの努力値はドーピングアイテムを使います。
・ハスブレロ:D・・・キトサン
・デンジュモク:H・・・マックスアップ
・クチート:D・・・キトサン
・ゴンベ:D・・・キトサン
・努力値を振り終わったら、まずアーカラ島のサーフィンスポットへ行き、カビゴンへ「ほのおのパンチ」を覚えさせます。次にハウオリシティショッピングエリアへ飛び、すごいオヤジの前へ行きます。レポートを書き、ペリッパー、ハスブレロ、デンジュモクの順番に「ふしぎなアメ」を使い、Lv100にします。この3匹に「ふしぎなアメ」を使ってすごいとっくんをするのにかかる時間は約7分15秒。クチート、ヤレユータン、カビゴンをLv100にしてすごいとっくんをするには1匹あたり約4分近くかかります。努力値を振った後の残り時間を見て、どのポケモンにすごいとっくんをするかを決めて「ふしぎなアメ」を使っていきます。レベルアップの途中で覚える技は使う技であっても覚えさせず、計測時間終了後に「ハートのウロコ」を使って覚えさせるようにすれば時間の短縮に繋がります。
・最後に余裕があればポケモンにニックネームを付けます。6匹につけるニックネームは予め決めておきますが、つけるのにかかる時間はおよそ2分30秒程度です。
計測時間が終了したら、ラナキラマウンテンのポケモンセンターへ入り、ハスブレロの進化、特性を使用するものに合わせるために「とくせいカプセル」を使用、「ハートのウロコ」や各種技マシンを使って技を覚えさせます。カビゴンの「おんがえし」が威力最大になるかどうか、念の為なつき度が最大であるかを確認します。そしてもう一度技や配分等が合っているかを確認して間違いがないようにします(持ち物・技・特性は特に慎重に確認!)。
全て合っていたらパーティ完成!お疲れ様でした。
【実際のオフでは】
6匹全てをLv100にするだけの「ふしぎなアメ」を集めることはできなかったものの、それ以外の準備を済ませ、本番もチャート通りに進めました。ペリッパーの入手にやや時間がかかりましたがデンジュモクは1回のワープライドで出現、ハスブレロは2回目で出現、ヤレユータンは2回目のエンカウントで「ひかえめ」を捕獲することができ、クチートは5回のエンカウントで2匹捕獲し、「まじめ」と「わんぱく」だったので「わんぱく」の個体を採用。ゴンベはなんと1回目のエンカウントで出現し、性格も「やんちゃ」であるなど文句無し。かなり上振れていました。努力値も順調に振ることができて、「きんのおうかん」はペリッパー、ルンパッパ、デンジュモク、クチートまで使用して6匹全てにニックネームをつけることまでできました。
完成した並びは以下の通りです。
おおよそ理想に近いパーティが完成したので、後は立ち回りを間違えないように対戦に集中するのみです。
会場では性別を厳選していた方もいましたが、自分は(ニックネームとのシナジーは気になりましたが)性別までは厳選しませんでした。
以下は実際の対戦での選出等です。
⬛1回戦
相手:ラグラージ、ペリッパー、ルンパッパ、デンジュモク、カミツルギ、スワンナ
⬛2回戦
相手:メレシー、ストライク、クチート、トリミアン、チャーレム(5匹)
⬛3回戦
相手:アマージョ、ドレディア、コータス、チルタリス、フェローチェ、ヌオー
⬛4回戦
相手:エルフーン、リザードン、ミミッキュ、ウツロイド、ユキノオー、コジョンド
⬛5回戦
相手:ウインディ、ギャラドス、ワルビアル、チルタリス、ブルンゲル、ハリテヤマ
⬛6回戦
相手:フェローチェ、トリトドン、メタグロス、ホエルオー、ペリッパー、ハスブレロ
⬛7回戦
相手:バンギラス、クチート、オオスバメ、ウォッシュロトム、トリトドン、ジャラランガ
相手選出:バンギラス、クチート、ウォッシュロトム、ジャラランガ
⬛決勝トーナメント1回戦
相手:ペリッパー、ラグラージ、ワルビル、オニシズクモ、ウォーグル、フローゼル
⬛準決勝
相手:リザードン、シャンデラ、ジャラランガ、アローラペルシアン、ミミッキュ、メタグロス
⬛決勝(再戦)
相手:ウインディ、ギャラドス、ワルビアル、チルタリス、ブルンゲル、ハリテヤマ
当日の選出回数(全10試合)
ペリッパー :⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 7
ルンパッパ :⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 8
メガクチート:⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 8
デンジュモク:⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 9
ヤレユータン:⬛ 1
カビゴン :⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 7
運も立ち回りの噛み合い方も良く、全勝で優勝することでオフを終えました。RTA時もかなり運に恵まれていたと思っています。
事前準備やチャートの作成には相当の時間がかかり、また多くの方に交換でアイテムをいただくなどの協力をいただきましたが、無事結果を残すことができて安心しました。
改めて主催、スタッフの皆様、対戦して下さった皆様、お話して下さった方、そして事前準備にご協力をいただいた皆様に感謝しています。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
2019/4/28(日)に開催された、第47回委員会オフに参加しました。
ルールはウルトラサンムーンのレーティング準拠シングルバトルです。
対戦の結果は予選悪ブロックを5-4で予選落ちでした。
その後のサブトーナメントも同じパーティで参加し、そちらは2-1でした。
パーティ自体は強いと思っていますが、使用者の腕が追いついていませんでした。
あまり勝てなかったので内容や立ち回りを練り直すこととして、今回は内容についての詳細解説は割愛します。
主催、スタッフの皆様、対戦して下さった皆様、お話して下さった方、ありがとうございました!
当日の選出回数(全12試合)
ポリゴン2 :⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 8
カプ・レヒレ :⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 8
グライオン :⬛ 1
メガメタグロス:⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 9
ヒートロトム :⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 7
アーゴヨン :⬛⬛⬛ 3
2019/3/9(土)に開催された、第3回うみオフに参加しました。
ルールはWCS2019のレギュレーションでもあるウルトラルールです。
対戦の結果は予選ウルネクブロックを4-1で1位通過、決勝トーナメントは1-1で準優勝でした(決勝のみBO3、1-2)。
悪くない結果でありつつも勝ちきれなかったのは悔しいですが、殆ど準備もせず臨んだ結果としては十分だと思います。
パーティ案を個体ごと貸して下さったちくはさんに最大限の感謝をしつつ、オフ中にいただいた多くのヒントを活かして今後の考察に繋げていきたいですね。
全て借り物ですしオリジナルのパーティではないので解説は割愛します。
楽しい時間を過ごすことができて満足しました。
主催、スタッフの皆様、対戦して下さった皆様、お話して下さった方、ありがとうございました!
当日の選出回数(全9試合)
ルナアーラ :⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 9
メガルカリオ :⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 6
カプ・テテフ :⬛⬛⬛⬛ 4
ゼルネアス :⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 6
モロバレル :⬛⬛⬛⬛ 4
霊獣ランドロス:⬛⬛⬛⬛⬛⬛⬛ 7